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【成長期の腰痛】マッサージをしても変わらない腰の痛みについて|スポーツ障害

整体
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こんにちは。
ゆうき整骨院の川路です。

スポーツをしている学生さんで、1週間前から腰痛があるとの事で来院されました。

部活をしていると、腰痛に悩まされる事もありますよね。

今回は、腰やその周りの痛みを感じる箇所にマッサージをしてみて痛みを確認してみましたが、取れる気配がありませんでした。

マッサージをしても、痛みが取れない時や何か違和感が残るという場合はこれらが考えられます。

・腰椎分離症
・椎間板性の疼痛
・股関節性の腰痛

もし、マッサージを受けても変わらない時は、こちらを読んで参考にしてください。

腰椎分離症

これから身長が伸びる成長期ですと、腰椎分離症が考えられます。

まだまだ身長が伸びる時期だと、大人の骨と違い、骨と骨の間に隙間が存在します。ここの部分を骨端線と呼び、この隙間が広がる事で痛みが出てきます。

体が硬い事で、骨を引っ張る強さが増し、負担が増える事がある他、運動量が多い事が原因にも繋がります。

腰椎を軽く叩くと痛む叩打痛や体を後ろに反らす後屈動作で痛みが出る場合は、腰椎分離症を疑いながら、施術を進める場合が多いです。

椎間板性の疼痛

後ろに反らしても痛くなく、前に屈む前屈動作で痛みがある場合は、腰椎椎間板性の疼痛が考えられます。

運動量も勿論ですが、体の硬さや猫背姿勢が続く場合、腰椎と腰椎の間にあるクッションの椎間板にストレスが増え、炎症が起こり痛みとして出てきます。

炎症が広がり、腰の筋肉が痛むのですが、骨と骨の間が原因なので、周りの筋肉を解したところで痛みは変わらないですし、痛みがある所にシップを貼っても変わらないのが特徴です。

股関節性の腰痛

腰が痛いから、腰をマッサージしてみるけど痛みが変わらない場合は、腰が原因でない場合が多いです。

激しく動くスポーツの場合、股関節が原因での腰痛が考えられます。

・ハムストリングス
・内転筋
・大腿四頭筋
・中殿筋

など、足と腰や骨盤を繋ぐ筋肉が負担を感じ、腰への痛みとして出てきます。股関節や足が原因なので、腰をマッサージしても痛みが引かないか、緩和しても痛みが出てきます。

対処法

腰の骨を軽く叩いたときに痛みがある叩打痛と後屈時痛は、腰椎分離症が考えられますので、安静と医療機関への受診をしましょう。

叩打痛や後屈時痛がない場合は、原因3つのうち2つに絞られます。

椎間板性の腰痛の場合も安静が必要です。次に腰の背骨上にアイシングをしましょう。

冷たい感覚が無くなるくらい冷やした後に痛みを確認しましょう。痛みが緩和する場合は、椎間板性の疼痛だという事が分かります。

叩打痛や後屈時痛が無く、腰の背骨上を冷やしても痛みが変わらない場合は、腰が原因ではないでしょう。

ここで初めて、ストレッチをして痛みの引く筋肉を探します。

まとめ

特に、成長期の場合、腰が痛いから筋力が弱いであったり、体が硬いからストレッチをするのは、お勧めしません。

安静すべき症状を確認して、それらが当てはまらない場合に、ストレッチをして体を柔らかくします。

それでも取れない場合に筋力をつけるという流れで行いましょう。

ただ、子供の場合は筋力をつけるで解決する事は少ないかなと思います。

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