腰痛があると、筋力が少ないからだったり、インナーマッスルが弱っていると言われることがあると思います。
これって間違いでは無いんですが、いざ腰痛を改善しようとして腹筋を始めますよね。
良くなる人もいますけど、大体の人は腰が痛くなると思うんですよ。
じゃあこれが、何故かっていうのを今回はお伝えしたいと思います。
まず普段の姿勢を考えてみましょう。
猫背であったり、座っている事が多いであったり、ソファーでゆっくり休むっていうのが多くないですか？
ここに共通していることは、【腰を前に曲げている】っていうことなんです。
この腰を前に曲げている姿勢が、腰に負担をかけた結果、炎症が起こるので腰痛が出てくるわけなんです。
では、腹筋の動作を考えてみましょう。
腹筋動作は、腰を前に曲げることです。
となると、普段から腰を曲げることが多いのに、腹筋をしてさらに腰を前に曲げるっていうことをしてしまっているですよね。
普段から腰を曲げて負担がかかっているのに、腹筋をして腰に負担をかけている。だから、腰が痛くなるわけなんです。
感の良い人ならわかったと思うんですけど、普段から腰を前に曲げている人が、腹筋をすることで腰を前に曲げている。そして、負担をかける回数を増やしてしまっているということなんです。
腰痛を無くすために腹筋をしているのにも関わらず、逆に腰痛を作ってしまっている。これが腹筋をしたときに腰が痛くなる理由です。
筋肉だけが原因の腰痛であれば改善されるとは思いますが、脊柱・背骨が原因で痛みを出している場合の腹筋は逆効果になるのかなと思います。
ストレッチも実は同じ要領で、よく動画とかに出てくる腰痛体操っていうのは、腰を前に曲げるストレッチが多かったりします。
この場合も逆に腰を痛めてしまっている、または腰を痛める原因を作ってしまっているとも言えるので、気をつけた方が良いでしょう。
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