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「膝が悪いから腰が痛いのか」「腰が悪いから膝が痛いのか」を解説します。

腰痛
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こんにちは、川路です。

腰が悪いから膝が痛いんですか?という質問をいただきました。逆に、膝が悪いから腰が痛いんですかという質問もされますので、今回はこちらについて解説していきたいと思います。

膝が悪くて、腰が痛い場合。

膝が悪いから腰が痛いという場合ですが、こちらは屈伸運動をしてもらうと、解りやすいかと思います。

例えば、しゃがみ込んでもらった時に、以前と比べてしゃがみ込めない。膝が曲がりにくくなっているといった場合には、膝の可動域が少なくなっていると考えられます。

荷物を取る動きや草取りなどもそうなんですけど、膝や股関節を曲げてしゃがみ込みが行えず、その分、腰を曲げてしゃがみ込むという動作が増えてしまいます。

なので、膝や股関節を曲げる回数が減って、逆に腰を曲げる回数が増えてしまっていますので、腰への負担が増えて腰が痛くなりますよというのが、膝が悪いことが原因で腰が痛くなりますという一例です。

腰が悪くて、膝が痛い場合。

一方で、腰が悪くて膝が痛い場合ですが、痛みが下に降りているわけなので、神経性の痛みではないかと考えていきます。

腰から出ている神経は、大きく大腿神経と坐骨神経ですので、膝の前側から内側であれば、上部の腰椎、膝の後ろや外側であれば下部の腰椎が原因ではないかと推測していきます。

こちらは、直接、膝が悪いわけではないので、膝関節が曲げ伸ばしができないというような拘縮はありません。膝関節は正常に動きますので、どちらかというと、腰の関節運動での可動域が低下している場合が多いです。

腰も悪くて、膝も悪い場合。

高齢になっていくほど、腰も膝も関節が狭くなってきますので、どちらもそれぞれが悪くなっているケースもあります。

例えば、脊柱管狭窄症もあり、変形性膝関節症もあるといった場合には、腰の関節運動が低下していますし、膝自体も曲げ伸ばしが出来にくい場合が多いです。

まとめ

筋肉が硬いとか筋力が弱っているという場合は、関節運動での可動域に表れてきますし、関節運動の可動域が正常であれば、神経性の痛み、神経痛ではないかと考えられます。

色々なパターンがありますので、参考程度にしてみてください。

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