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【腰痛】腰椎椎間板ヘルニアの時に、やってはいけないストレッチについて

症状別
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腰痛で病院に受診しますと、「椎間板ヘルニアですね。」と診断される事があります。

腰痛で悩んでいる場合、「椎間板ヘルニアだ」という診断をしてほしい事よりも、腰痛を取りたい事を望んでいるわけですよね?

となると、次にする事といえば、ヘルニアの直し方をネット検索。そして体操やストレッチに行きつき、実際に行ってみるはずです。

そこまでは良いとして、ユーチューブを見ながら体操をしてみるけど、それでも改善がみられないという場合もあると思います。この場合は、間違ったやり方をしている可能性が高いです。

一般的にヘルニアを直す方法は沢山ありますが、一方で、行ってはいけないやり方はたった一つです。

この記事を読むと、ヘルニアの時に行う体操の正しいやり方が解ってくるはずです。腰痛やヘルニアに悩まれている方の改善に役立ててくださると嬉しいです。

腰椎椎間板ヘルニアとは?

「骨と骨の間が狭くなっていますね。」「椎間板ヘルニアですね。」を言われる事もあると思います。そもそも椎間板ヘルニアとは何のかを説明していきます。

腰椎椎間板ヘルニアとは、骨と骨のクッションである椎間板が一部出てきて、腰の神経を圧迫する事で起こります。

椎間板は線維輪と髄核でできていて、背骨をつなぎ、クッションの役目をしています。その一部が出てきて神経を圧迫して症状が出ます。椎間板が加齢などにより変性し断裂して起こります。

日本整形外科学会より引用

椎間板ヘルニアは神経を圧迫して起こりますので、神経症状が主です。これは、ヘルニアが出てしまったという現象ですので、ヘルニアになるのかが解りませんよね?

では、どのような事が原因でヘルニアになるのかが次です。

椎間板ヘルニアの原因
  • 悪い姿勢での動作や作業。(猫背や前かがみ)
  • 座り時間が長い。(車の運転や事務)
  • 喫煙

喫煙について

煙草に含まれる「ニコチン」は、毛細血管を収縮させてしまいます。その為、椎間板に栄養が行きわたらず、変性してしまいます。

椎間板ヘルニアの症状は?

椎間板ヘルニアの症状は主に神経症状です。

例えば、お尻から足にかけての神経痛やしびれ。つまんでも感覚がない。足に力が入らないなどです。

下肢伸展挙上試験(膝を伸ばしたまま下肢を挙上し坐骨神経痛の出現を見る)や下肢の感覚が鈍いかどうか、足の力が弱くなっていないか等で診断します。

日本整形外科学会より引用

レントゲン以外で診断する時は、膝を伸ばしたまま下肢を拳上するSLRテスト、神経圧迫を見る腱反射、感覚を見る抵抗運動や皮膚をつまむなどがあります。

※足に力が入らない場合や排尿障害がある場合は、すぐに医療機関に受診しましょう。

ここまでが、椎間板ヘルニアについてで、次からが本題です。

椎間板ヘルニアの時に行ってはいけない事とは?

腰椎椎間板ヘルニアの時には、このようなストレッチ方法は止めておきましょう。

結論から言うと、【腰を前に曲げる】です。

腰を前に曲げると椎間板は後ろに押し出される構造になっています。後ろに押し出された結果、神経を圧迫しますので、体を前に曲げるストレッチはNGです。

ですので、ヘルニアの時にどのようなストレッチをしたら良いか悩んだ場合は、体を前に曲げないストレッチや体操を探すという事になります。

一般的なストレッチ方法を見ていきましょう。

お尻の筋肉を伸ばすストレッチ

お尻の筋肉を

この時は、体を大きく動かすストレッチよりも部分的に解せるマッサージが良いでしょう。

ヘルニアとは逆に、腰を前に曲げた方がよい腰痛が【脊柱管狭窄症】です。ヘルニアと狭窄症ではアプローチ方法が違ってきます。

まとめ

症状で書きましたが、ヘルニアは腰痛としてでるよりもお尻や足にしびれや痛みがでます。

腰痛がある方はヘルニアよりも筋筋膜性腰痛の可能性が高いです。筋肉や筋膜を緩ませる事が良いですし、前かがみ姿勢が続き姿勢が悪くなっている場合は、腰椎の前湾を正す骨盤矯正を行う事が良いです。

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