ある時、成長期にある学生が「運動中に足がつります。」と‥。
こんにちは。
鹿児島市春山町のLavi(ラビ)鹿児島市春山店です。
今回は、伸びれっちを担当するLavi(ラビ)鹿児島市春山店の整体師が身長が伸びるうえで起こりやすい事と何故ストレッチが大事なのかを解説しております。
一般的に考えると、水分不足だろうと思ったので、水分補給をしてねくらいで伝えていたのですが、ふと運動中に足がつる学生が多いのに違和感を感じました。
成長期でというと、中学生が多いのですが、その時期に足がつりやすいわけです。
また違う場面で、肉離れの中学生が来て、ふと聞いてみたんですね。
「足がつりやすくない?」
そしたら、部活中に足がつりますとのこと。
ここで考察してみますと、足がつる原因が水分不足だったとして、それよりも運動量の多い高校生は、水分不足になる確率が高い訳なのですが、そこまで足がつる頻度は多くない感覚です。
であれば、身長が伸びようとしている成長期と関係あるのではと思いました。
身長が伸びる時は、骨が伸びるのですが骨が伸びている分だけ筋肉が引っ張られている訳です。
引っ張られているから、筋肉が緊張して硬くなっている。だから足がつりやすく、運動を繰り返して筋肉を引っ張られた結果、限界が来た時に肉離れになる。
そう考えると、辻褄が合います。
骨が伸びようとしているのに筋肉が硬いのであれば、まだまだ伸びる、その伸び代を少なくしているのかもしれません。
そう考えながら始めた【伸びれっち】がこちら。


身長伸びしろ測定もしております。
Lavi(ラビ)鹿児島市春山店では、伸長の伸びしろ測定を行っています。
・まだまだ伸びる時期
・ラストスパート時期
・あまり伸びない時期
の3パターンで測定致します。
① まだまだ伸びる時期
この時期は、骨端線がはっきりと開いていて、軟骨部分が広い状態です。活発に骨が成長しており、年に数㎝以上と大きく身長が伸びる傾向にあります。特に思春期に入る前や思春期の初期に多く見られます。
② ラストスパート時期
この時期になると、骨端線はまだ開いているものの、少しずつ閉じ始めてきている状態です。成長のピークを過ぎ、伸びるスピードは緩やかになるものの、ここからさらに数cm程度伸びることが期待できます。思春期の後半に見られることが多いです。
③ あまり伸びない時期
この時期は、骨端線がほとんど閉鎖しており、隙間がわずか、または完全に閉じている状態です。この段階になると、骨の成長はほぼ完了しており、身長が大きく伸びることはほとんどありません。大人と同じように骨端線が確認できなくなることもあります。
伸びれっちの経過

中学3年生男子
10月29日測定・・・168.4cm
12月8日測定・・・169.8cm
2月25日測定・・・171.2cm
4ヶ月で+2.7cm
1年間で8.1cm伸びるペース

小学6年生女子
11月21日測定・・・158.5cm
1月16日測定・・・159.9cm
5月15日測定・・・162cm
6ヶ月で+3.5cm
1年で7cm伸びるペース
さいごに
スポーツをしている成長期の子供では、スポーツ中に足が攣りやすいという特徴があるように思います。
結果、肉離れをしてしまったり・・・。
というのも、成長ホルモンが分泌されて骨は伸びますが、筋肉はそうそう簡単に伸びません。
自然に伸びるのを待つのも良いのでしょうが、筋肉が硬いままですと、骨が伸びる妨げになってしまっています。
そのため、身長を伸ばすストレッチでもある伸びれっちがとても大事になってきます。
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