こんにちは、かわじです。
痛みに困っている人と接していた時に、尊敬していた理学療法士の先生に教えてもらった事を思い出しました。
「人は、ストップをかける生き物。」
以前働いていた所にはデイサービスもあり、片麻痺で手や足の拘縮がある方も少なくありませんでした。
その方なりの仮説だと思うのですが、こういう風に教わりました。
人間は脳神経が働いて手を伸ばしたり、足を伸ばしたりできる。麻痺で脳神経にストップがかかれば、手足を曲げて体を守ろうとする。
だから、僕らが手足を伸ばしたり、運動を促したりして動けるようにサポートをしているんだよ。
筋肉や関節の拘縮がある方と、胎児と姿勢って近いものがあるような気がしますし、人間の体って、奥深いし難しい事ばかりだなって思います。
このような麻痺だけに限らず、ストップする事は日々の中でも起こっています。
一番身近なものの中に”痛み”というものがあります。
痛みは、これ以上悪くならないようにって教えてくれています。
痛いというのは、「これ以上悪くならないように」「ちょっと止まって」という事を教えてくれています。
そのままにしておくと、もっと酷くなるよという体のサインです。
痛み止めを飲むのは対処としては良いのかもしれませんが、根本的な痛みの原因が解らなくなってしまうかもしれないです。
もし、頭痛や肩こりがあれば、ちょっと立ち止まってみて、
・最近、寝不足じゃないかな?
・運動不足じゃないかな?
・パソコンやスマホを触り過ぎじゃないかな?
・食事に偏りがあるんじゃないかな?
・水分補給が少ないかな?
など、当たり前になってしまっている習慣を見直してみると、根本的な改善に繋がるんじゃないでしょうか?
スマホやパソコンが多く寝不足気味なら、いつもより多めに寝てみる。
バランスよく食事をし、いつもより多く水分補給をしてみる。
いつもより早歩きをしたり、好きなスポーツをしてみる。
いつもの日常を少し変えるだけでも良くなっていくかもしれません。
もし、肩こりや緊張性の頭痛などに悩まされていたら、気軽にご相談ください。
コメント