肘が痛いといった時に、「テニス肘ですね。」って言われることがあると思うんです。
何が原因なの?って聞いた時に、「使い過ぎですね。」ってなりますよね?
そしたら、こう思うわけじゃないですか。
「いや、そんなに使ってないんだけど。」って。
この使い過ぎですねというのは何なのか?を説明しますね。
掛け算を質問する時と一緒
掛け算って、暗記しているじゃないですか?
ににんがし、にさんがろく、とかね。
ににんが?と聞けば、4って自然と答えますよね。もうね、これと一緒。
「肘の外側(内側)が痛いです。」
「あ~、使い過ぎですね。」
条件反射のように、パッと出てくるんですよね。
ゴルフ肘とかテニス肘とかって、運動や日常生活で腕の筋肉を酷使して、骨に付着している部分が炎症を起こすので痛みが出ます。
っていうのを、簡単に「ゴルフ肘ですね」「使い過ぎですね」って言うんですね。
ゴルフ(テニス)肘=使い過ぎっていうのが公式。
こう来たらこうっていう言葉なので、使い過ぎと言われても、そうなんですねくらいで捉えてもらって、しっかり休ましたり、ストレッチしたりして痛みを和らげましょう。
施術者側には共通の言葉
医療従事者には、共通の言葉っていうのがあるんですね。
今回の「使い過ぎ」ってのも、もし別な病院や治療院に行って、「使い過ぎって言われました。」って言えば、肘が痛いんだなってわかるんですね。
そういう治療関係に従事していれば伝わる、共通言語というものがあるんです。
使い過ぎっていうのも、その一つかもしれないですね。
僕らは当たり前のようになっている言葉も患者さまからすると疑問に思う事もあると思います。
とはいえ、分かりやすいように説明するのも、僕たちがやらないといけない事なんですが。
ただ、この使い過ぎという言葉は、深い意味は無く、肘が痛いというのが誰にでも伝わるそんな共通言語なので、あまり気にせず痛みの緩和を行いましょう。
ではまた!
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