部活動に打ち込む皆さん、練習前の水分補給、きちんとできていますか?
「喉が渇いたら飲む」だけでは、実は十分ではないんです。適切な水分補給は、パフォーマンス向上だけでなく、熱中症予防のためにも非常に重要。
今回は、部活前に実践したい効果的な水分補給の方法をご紹介します!
なぜ水分補給が大切なの?
私たちの体のおよそ60%は水分でできています。
運動中は汗をかくことで、この水分がどんどん失われていきます。体内の水分が不足すると、以下のような悪影響が出てきます。
パフォーマンスの低下
筋肉の動きが悪くなったり、集中力が続かなくなったりします。
疲労感の増加
普段よりも早く疲れを感じやすくなります。
体温調節機能の低下
汗が出にくくなり、熱中症のリスクが高まります。
特にこれからの暑い季節は、意識的な水分補給が必須です。
部活前のベストな水分補給法
では、具体的にどのように水分補給をすれば良いのでしょうか?
練習の1~2時間前にはコップ1~2杯の水を
急に大量の水分を摂っても、体に吸収されるまでに時間がかかります。練習が始まる1~2時間前を目安に、コップ1~2杯(約200~400ml)の水をゆっくりと飲みましょう。これにより、体内の水分レベルを十分に上げておくことができます。
練習直前にも一口補給
練習が始まる15~30分前に、さらにコップ半分程度(約100~150ml)の水を飲むと良いでしょう。これにより、運動開始時の脱水を防ぎ、スムーズに練習に入れます。
水分補給に適した飲み物は?
水
基本は水で十分です。カフェインを含むお茶やコーヒーは利尿作用があるため、水分補給には不向きです。
スポーツドリンク
汗をたくさんかく激しい運動の場合、スポーツドリンクも効果的です。スポーツドリンクには、水分だけでなく、汗で失われやすい電解質(ナトリウム、カリウムなど)やエネルギー源となる糖分が含まれています。ただし、糖分の摂りすぎは避けたいので、種類によっては薄めて飲むのもおすすめです。
こまめに、少しずつが鉄則!
「喉が渇いたな」と感じた時には、すでに体は水分不足の状態です。喉が渇いていなくても、時間を決めてこまめに水分を摂る習慣をつけましょう。
まとめ
部活前の水分補給は、練習の質を高め、体を守るための大切な準備です。
- 練習1~2時間前: コップ1~2杯の水
- 練習15~30分前: コップ半分程度の水
- 基本は水、激しい運動にはスポーツドリンクも
- 喉の渇きを感じる前にこまめに補給
これらのポイントを意識して、万全の状態で部活動に取り組んでくださいね! 最高のパフォーマンスを発揮できるよう、応援しています!
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