痛みを我慢していませんか?
腰痛や肩こり、膝の痛み。辛いですよね。
「とりあえず安静にしておこう」「時間が経てば治るだろう」と、痛みが引くのをじっと待っていませんか?
しかし、その考え方、実は逆効果かもしれません。痛みの原因によっては、安静にしているだけでは改善しないどころか、かえって悪化させてしまうこともあるんです。
今回は、なぜ痛みを抱えているときに「運動」が大切なのか、その原因と具体的な対策について解説します。
痛みの原因、実は「運動不足」かも
私たちの体は、適度な運動によって正常な機能を保っています。
しかし、長時間同じ体勢でいたり、運動不足が続いたりすると、体の機能が低下してしまいます。
主な原因は以下の3つです。
- 筋肉の硬直
筋肉を動かさないでいると、血行が悪くなり、筋肉がこわばって硬くなります。硬くなった筋肉は、神経を圧迫したり、関節の動きを悪くしたりして、痛みを引き起こします。 - 関節の柔軟性低下
運動は、関節の動きをスムーズにする「潤滑油」のような役割を果たします。運動不足になると、関節の柔軟性が失われ、動かすたびに痛みを感じやすくなります。 - 筋力の低下
体を支える筋力が衰えると、骨格のバランスが崩れ、特定の部位に負担がかかりやすくなります。特に腰痛や膝の痛みは、腹筋や太ももの筋力低下が原因で起こることが多いです。
痛みを改善するための運動法
痛みを抱えている時に闇雲に激しい運動をすると、かえって痛みを悪化させてしまうことがあります。
大切なのは、今の自分の状態に合わせた、無理のない運動を少しずつ続けることです。
ここでは、痛みを改善するための具体的な運動法を2つご紹介します。
1. 軽い有酸素運動で血行促進
ウォーキングや水泳など、体に大きな負担をかけない有酸素運動は、血行を促進し、筋肉の緊張を和らげる効果があります。
「少し痛いな」と感じる日は、無理のない範囲で近所を散歩してみましょう。
新鮮な空気を吸いながら歩くことは、気分転換にもなります。
2. ストレッチで柔軟性アップ
硬くなった筋肉をほぐすには、ストレッチが効果的です。
痛みのない範囲でゆっくりと筋肉を伸ばすことで、関節の可動域が広がり、体の動きがスムーズになります。
まとめ
痛みを抱えていると、どうしても体を動かすのが億劫になってしまいますよね。
しかし、その痛みの原因は「運動不足」にあるかもしれません。
「寝て痛みが引くのを待つより、しっかり運動をした方が良くなりますよ。」
この言葉を胸に、できる範囲から少しずつ体を動かしてみませんか?
あなたの悩みが少しでも解決することを願っています。
どんな運動から始めたらいいか分からない、という方は、お近くのパーソナルトレーナーや専門家に相談してみるのも良いでしょう。
あなたの体と向き合い、健康的な毎日を取り戻しましょう!
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