「なんだか最近、肩が岩のように凝り固まっているな…」
「もしかして、この頭痛って慢性的な肩こりが原因?」
そんなお悩みを抱えていませんか?
特に、一日中パソコンに向き合うデスクワークの多い20代のあなたは、肩こりや頭痛に悩まされているかもしれません。
もしかすると、そのつらい肩こりや頭痛は、体の歪み、特に骨盤の歪みが原因かもしれません。
この記事では、デスクワークによる肩こりや頭痛がなぜ起こるのか、骨盤の歪みとどのような関係があるのかを解説し、今日から始められる簡単なセルフケア方法を3つご紹介します。
なぜデスクワークで肩こりや頭痛が起こるの?
デスクワーク中は、前かがみの姿勢になりがちです。この姿勢は、首や肩の筋肉に大きな負担をかけます。しかし、それだけが原因ではありません。多くの人が気づいていないのが、骨盤の歪みが引き起こす影響です。
長時間同じ姿勢で座り続けると、骨盤が後ろに傾いてしまいます。骨盤は体の土台なので、骨盤が歪むと背骨も一緒に歪み、猫背になります。この猫背の姿勢を支えようと、首や肩まわりの筋肉が常に緊張し、血行不良を引き起こすのです。その結果、慢性的な肩こりや、それに伴う緊張型頭痛へとつながってしまいます。
そのままにしておくとどうなるの?
「たかが肩こり、いつものことだし…」と安易に考えていると、さらに深刻な状態になる可能性があります。慢性的な肩こりや頭痛が続くと、睡眠の質が低下したり、集中力が散漫になったりと、日々の生活に悪影響を及ぼします。
また、骨盤の歪みを放置すると、腰痛や下半身のむくみ、冷えなど、他の体の不調も引き起こしやすくなります。早めの対策が、あなたの未来の健康を守る鍵となるのです。
悩みを解決する3つのセルフケア
つらい肩こりや頭痛を根本から解決するには、土台である骨盤の歪みを整えるケアが必要です。ここでは、デスクワークの合間や、お風呂上がりなどにできる簡単なセルフケアを3つご紹介します。
1. 骨盤リセットストレッチ
椅子に座ったままできる簡単なストレッチです。骨盤を正しい位置に戻すサポートをします。
- 椅子に浅く座り、背筋を伸ばします。
- 両手で太ももの付け根(鼠径部)を軽く押さえます。
- 息を吐きながら、骨盤を後ろに倒し、背中を丸めます。
- 息を吸いながら、骨盤を前に起こし、背中を反らせます。
- この動きをゆっくりと10回繰り返しましょう。
2. 肩甲骨はがし
肩こりの根本原因である肩甲骨まわりの筋肉をほぐします。
- 両手を肩に置き、ひじで円を描くように大きく回します。
- まずは前回しで10回、次に後ろ回しで10回行います。
- 肩甲骨が動いているのを意識しながら、ゆっくりと丁寧に行いましょう。
3. お尻の筋肉をほぐすボールマッサージ
長時間座りっぱなしで硬くなったお尻の筋肉をほぐします。
- テニスボールやゴルフボールを床に置きます。
- ボールのうえに体重をかけ、お尻の気になる部分を乗せます。
- 小さく体を動かしながら、痛気持ちいいと感じる場所を探し、数秒間キープします。
- 反対側も同様に行いましょう。
さいごに
いかがでしたか?デスクワークによるつらい肩こりや頭痛は、骨盤の歪みと深く関係しています。今日ご紹介したセルフケアは、どれも簡単にできるものばかりです。毎日少しずつでも続けて、あなたの体を本来の健康な状態に戻してあげましょう。
もし、セルフケアだけでは改善が見られない場合は、専門家である整体師や理学療法士に相談してみるのも一つの手です。無理のない範囲で、ご自身の体と向き合ってくださいね。
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