こんなお悩みありませんか?
- デスクに座っていると、いつも同じ側のお尻に体重が乗っている気がする
 - 気がつくと脚を組んでしまう
 - どちらか一方の靴底だけがすり減るのが早い
 - 姿勢を良くしようとしても、すぐに元に戻ってしまう
 
「座るとお尻の片方だけに体重がかかる」と感じるその悩み、もしかしたら骨盤の歪みが原因かもしれません。
今回の記事では、骨盤の歪みが引き起こす身体の不調や痛みの原因を、わかりやすく解説します。
さらに、今日から自宅で手軽にできるセルフケア方法もご紹介。記事を読み終える頃には、あなたの身体がもっと軽やかで快適になるヒントが見つかるはずです。
身体の歪みと「座った時のお尻の痛み」の関係性
長時間のデスクワークやスマートフォンの使いすぎは、無意識のうちに姿勢を崩し、骨盤の歪みを引き起こします。骨盤は上半身と下半身をつなぐ体の土台であり、この土台が歪むと、様々な体の不調が現れます。
お尻の片方だけに体重が偏る感覚は、骨盤が左右どちらかに傾いているサインです。この状態が続くと、傾いた側の筋肉には常に負担がかかり、緊張して硬くなります。
その結果、お尻や腰周りに痛みが生じたり、血行が悪くなったりと、さらに深刻なトラブルにつながることもあります。
骨盤の歪みを整えるセルフケア3選
ここでは、骨盤の歪みを和らげるための簡単なセルフケアを3つご紹介します。毎日の習慣に取り入れて、少しずつ身体のバランスを整えていきましょう。
1. 仙骨ほぐしストレッチ
仙骨は骨盤の中央にある逆三角形の骨で、この部分の柔軟性を高めることが骨盤のバランスを整える鍵になります。
やり方
- 仰向けになり、両膝を立てます。
 - 息を吐きながら、おへそを背骨に引き寄せるようにしてお尻を少し持ち上げます。このとき、仙骨が床から少し離れるのを感じましょう。
 - 息を吸いながらゆっくりとお尻を下ろします。
 - この動きを10回繰り返します。
 
2. 股関節回し
股関節周りの筋肉が硬くなると、骨盤の動きが悪くなります。股関節を柔らかくすることで、骨盤の歪みを改善し、お尻への負担を軽減します。
やり方
- 仰向けになり、片方の膝を胸に引き寄せます。
 - 膝を大きくゆっくりと円を描くように回します。内回しと外回しをそれぞれ5回ずつ行います。
 - 反対側の足も同様に行います。
 
3. ストレッチポールで骨盤リセット
ストレッチポールや丸めたバスタオルを使い、骨盤を本来の位置に戻すサポートをします。
やり方
- 仰向けになり、ストレッチポールを背骨に沿うように置きます。
 - 両膝を立て、足の裏を床につけます。
 - 身体の力を抜いて、5分間リラックスします。このとき、ポールの上で骨盤が左右に揺れるのを感じてみましょう。
 
さいごに
「座るとお尻の片方だけに体重がかかる」というお悩みは、身体からの「もうすぐ限界だよ」というサインかもしれません。
今回ご紹介したセルフケアは、どれも自宅で簡単にできるものばかりです。無理のない範囲で、日々の生活に取り入れてみてください。継続することで、身体の変化を感じられるはずです。
もちろん、セルフケアだけでは改善が難しい場合もあります。
痛みが強かったり、長期間続いたりする場合は、専門家への相談も検討してみましょう。ご自身の身体と向き合い、根本的な改善を目指すことが大切です。
  
  
  
  
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