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産後の体の変化や骨盤の歪みは疲労や体の不調にの関係していることがあります。

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産後の骨盤は、出産時に赤ちゃんが通りやすいように広がり、その後ゆっくりと元の状態に戻ろうとします。しかし、この時期に無理な体勢で育児を続けたり、授乳や抱っこで同じ姿勢を取り続けたりすると、骨盤が正しい位置に戻りにくくなり、歪んだ状態で固まってしまうことがあります。

この骨盤の歪みは、全身の骨格や筋肉のバランスを崩します。例えば、骨盤が後ろに傾くと、背中が丸まって猫背になりやすく、首や肩に余計な負担がかかります。また、骨盤の歪みは股関節や足の運び方にも影響し、腰痛や股関節痛の原因になることも。

こうして体のあちこちに負担がかかると、筋肉が常に緊張した状態になり、血行が悪化します。血行不良は、疲労物質を蓄積させ、全身の疲労感やだるさにつながることがあります。

つまり、**「育児疲れ」と感じているその疲労は、「骨盤の歪みからくる体の不調」**が原因かもしれません。

今すぐできる!骨盤ケアとセルフケア

産後の骨盤ケアは、単に骨盤を元の位置に戻すだけでなく、育児中の疲労を軽減し、快適な毎日を送るためにとても大切です。まずは、日々の生活に取り入れやすいセルフケアから始めてみましょう。

1. 骨盤周りのストレッチ

股関節回し
仰向けに寝て両膝を立て、片方の膝を胸に引き寄せ、股関節をゆっくりと大きく回します。これを左右交互に5回ずつ行います。股関節の可動域を広げ、骨盤周りの筋肉をほぐします。

キャット&カウ
四つん這いになり、息を吸いながらおへそをのぞき込むように背中を丸め、吐きながらおへそを床に近づけるように背中を反らします。猫のように背骨を動かすことで、骨盤の動きをスムーズにします。

2. 正しい姿勢を意識する

座る時
授乳中や座って抱っこをする時は、背筋を伸ばし、坐骨(お尻の骨)を立てて座ることを意識します。背中にクッションなどを入れてサポートするのも良いでしょう。

立つ時
抱っこ紐を使う際は、お腹を少しへこませて骨盤を立てるように意識します。骨盤が前や後ろに傾きすぎないようにすることで、腰への負担を減らせます。

3. プロの力を借りるのも選択肢

セルフケアだけでは改善が見られない場合や、痛みが強い場合は、無理をせずに専門家に相談するのも一つの方法です。

産後の骨盤矯正
専門の整体や整骨院では、あなたの体の状態に合わせた施術を受けられます。体の軸となる骨盤を正しい位置に戻すことで、全身のバランスを整え、根本的な改善を目指せます。

理学療法士
病院やクリニックの理学療法士に相談すれば、体の使い方や、あなたに合ったエクササイズを教えてもらうことができます。

育児は頑張るだけじゃない

育児中は、つい自分のことを後回しにしがちです。しかし、ママが元気でいることが、家族みんなの幸せにつながります。

もし、あなたが「疲れているのは気のせい?」「みんなも同じだから仕方ない」と感じているなら、それは体がSOSを出しているサインかもしれません。疲労や不調の原因は、もしかしたら骨盤の歪みにあるかもしれません。

「骨盤ケア」は、特別なことではありません。日々の少しの意識と、時にはプロの力を借りて、あなたの体を大切にしてあげることです。まずは今日から、無理のない範囲で体のケアを始めてみませんか?

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