こんなお悩みありませんか?
「いつも片方の肩が下がっているよ」と人から言われる。鏡を見ると、たしかに左右の肩の高さが違う気がする…
それに伴って、肩こりや首の痛みが慢性化していてつらい。
いろいろなストレッチを試したけど、一時的には楽になるものの、根本的な解決にはならない。
もしかしたら、その肩の高さの違いや肩こり、首の痛みの原因は、姿勢の土台である骨盤の歪みにあるかもしれません。
この記事では、あなたの悩みを解決するために、体の歪みの原因と、誰でも簡単にできるセルフケア方法を紹介します。
なぜ片方の肩が下がる?その原因は「骨盤の歪み」かもしれません
「肩が下がる」という症状は、肩や首だけに原因があると思われがちですが、実は体の土台である骨盤の歪みが大きく関係している可能性があります。
骨盤は、背骨を支える土台の役割を果たしています。日常生活での偏った体の使い方、例えばいつも同じ方の足に体重をかけて立つ、足を組んで座る、同じ腕でバッグを持つといった習慣が続くと、骨盤が左右どちらかに傾いたり、ねじれたりします。
骨盤が歪むと、その上にある背骨もバランスを取ろうとしてS字に曲がります。その結果、背骨のてっぺんに位置する肩甲骨や肩の高さが左右で異なってしまい、片方の肩が下がって見えるのです。この状態が続くと、特定の筋肉に負担がかかり、肩こりや首の痛みを引き起こします。
骨盤の歪みを放置しておくとどうなる?
「少し肩が下がっているだけ」と安易に考えていると、以下のようなさまざまな体の不調を引き起こす可能性があります。
慢性的な肩こりや首の痛み
姿勢のアンバランスにより、常に特定の筋肉が緊張し、血行が悪くなることで、慢性的な痛みが悪化します。
腰痛や股関節の痛み
骨盤が歪んだままだと、腰や股関節にも負担がかかり、痛みや違和感が出てくることがあります。
自律神経の乱れ
背骨の歪みは、自律神経にも影響を与えることがあります。その結果、頭痛や不眠、だるさなど、原因不明の不調につながることがあります。
放置せず、早めのケアで体全体のバランスを整えることが大切です。
悩みを解決する3つのセルフケア
ここでは、体の歪みを改善し、肩の高さや痛みを和らげるための簡単なセルフケアを3つ紹介します。
1. 骨盤リセットストレッチ
骨盤の傾きを整えるためのストレッチです。
- 床に仰向けになり、両膝を立てます。
- 息を吐きながら、ゆっくりと腰を床に押し付け、背中のすき間をなくすようにします。
- そのまま5秒キープし、息を吸いながら元の状態に戻します。
- これを10回繰り返します。
2. 肩甲骨はがし
肩周りの筋肉をほぐし、姿勢を整えます。
- 椅子に座り、両手を肩に置きます。
- ひじで大きく円を描くように、前から後ろにゆっくりと10回回します。
- 次に、後ろから前に10回回します。
3. 骨盤枕を使ったケア
骨盤の歪みを効率的にリセットします。
- バスタオルを丸めて、直径10〜15cmほどの筒状の骨盤枕を作ります。
- 床に仰向けになり、おへその真下に骨盤枕がくるように置きます。
- 両足の親指をつけ、かかとを少し離します。両腕は頭の上で手のひらを合わせます。
- この状態で5分間、深呼吸を繰り返します。
さいごに
いかがでしたか?慢性的な肩こりや首の痛み、そして人から指摘される肩の高さの違いは、体の土台である骨盤の歪みが原因かもしれません。
今回ご紹介したセルフケアは、どれも自宅で簡単にできるものばかりです。日々の生活に取り入れることで、少しずつ姿勢が整い、体の不調が和らいでいくのを実感できるでしょう。
まずはできることから始めて、健康的で快適な体を取り戻しましょう。
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