就職活動、お疲れ様です。
「自分の障害特性や希望に合う企業が見つからない」「障害者雇用の求人が少なくて、希望する職種がない」といったお悩み、とてもよくわかります。
鹿児島で就労移行支援事業所として多くの利用者様と向き合う中で、同じような悩みを抱えている方は少なくありません。
このブログ記事では、そんなあなたの悩みを解決するためのヒントをいくつかお伝えします。
なぜ企業が見つからないと感じるのか?
企業探しがうまくいかないとき、私たちは「もっと良い求人はないだろうか」「自分の希望は叶わないのだろうか」と、視野が狭くなってしまうことがあります。
しかし、もしかしたら、その原因は「企業選びの軸」がぼんやりしていることにあるかもしれません。
例えば、「事務職がいい」という希望だけでは、事務職の種類や求められるスキルが多岐にわたるため、本当に自分に合った企業を見つけるのは困難です。
まずは、以下の3つのポイントを深掘りしてみましょう。
- 1. 譲れない条件と妥協できる条件を明確にする
- 譲れない条件
通勤時間、勤務形態(在宅勤務の可否)、業務内容、職場の雰囲気など、これだけは譲れない!という条件をリストアップしてみましょう。
- 妥協できる条件
給与、会社の規模、会社の所在地など、ある程度は妥協できる条件も書き出してみることで、視野が広がります。
- 2. 「障害特性」を強みに変えて考えてみる
- ご自身の障害特性によって、「細かい作業が得意」「集中して一つのことに取り組める」「マニュアルに沿った作業が得意」といった強みがある方もいらっしゃいます。
- ご自身の特性をネガティブなものと捉えるのではなく、その特性を活かせる仕事は何か、という視点で考えてみましょう。
- 3. 職種を広げて考えてみる
- 事務職以外にも、データ入力、軽作業、Web関連の仕事など、ご自身の特性やスキルを活かせる仕事はたくさんあります。
- 障害者雇用の求人サイトだけでなく、一般求人サイトもチェックすることで、意外な職種との出会いがあるかもしれません。
求人情報だけではわからない「会社の雰囲気」を知る方法
求人情報に書かれていることだけでは、会社の本当の姿はわかりません。
特に障害者雇用の場合、「合理的配慮」をどこまで受けられるのか、職場の雰囲気はどうか、といった点は非常に重要です。
- 1. 会社説明会や職場見学に参加してみる
- 実際に足を運び、働く人たちの雰囲気やオフィスの様子を見てみましょう。
- 職場の雰囲気を感じ取ることで、求人情報だけではわからない情報が得られます。
- 2. 支援機関に相談してみる
- 私たち鹿児島の就労移行支援事業所では、多くの企業と連携しています。
- 企業の障害者雇用への理解度や過去の事例など、求人サイトには載っていない情報を持っていることも多いです。
- 「こんな仕事がしたいけど、どんな会社があるだろうか?」といった漠然とした相談でも構いません。専門のスタッフが、あなたの希望に寄り添い、一緒に就職先を探すお手伝いをします。
一人で悩まず、就労移行支援事業所を頼ってみませんか?
「自分に合う企業が見つからない」という悩みは、一人で抱え込むにはとても大きなストレスです。
鹿児島にある私たちの就労移行支援事業所は、あなたの一般就労という目標を達成するために、様々なサポートを提供しています。
- 自己分析
強みや得意なこと、苦手なことを一緒に整理し、あなただけの「企業選びの軸」を明確にします。
- 求人開拓
あなたの希望に合った求人情報を一緒に探したり、企業の担当者と直接やり取りをして、職場の雰囲気を確かめたりします。
- 面接対策
企業にあなたの魅力を最大限に伝えられるよう、面接の練習や履歴書の添削を行います。
- 就職後のサポート
働き始めてからも、安心して長く働けるように、定期的な面談や職場への訪問など、サポートを継続します。
障がい者の皆さんが自分らしく働ける場所を見つけられるよう、私たちは全力でサポートします。
一人で悩まずに、まずは一度、お気軽にご相談ください。あなたの未来の可能性を広げるお手伝いをさせていただければ幸いです。
フィット鹿児島のホームページはこちら
https://fit2022.or.jp/
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