仕事をしていると、「どうしたらいいんだろう?」と戸惑ってしまうような問題に直面することがあります。
そんな時、「どうしよう…」と立ち止まってしまうのではなく、「どうすれば解決できるか」と前向きに考え、行動する力。これこそが「問題解決能力」です。
この能力は、特別な才能ではなく、誰でも身につけることができます。今回は、仕事で役立つ「問題解決能力」を磨くための具体的なステップをご紹介します。
ステップ①:問題を正しく理解する
「問題解決」と聞くと、すぐに解決策を探したくなりますが、実はこれが最も重要なステップです。
「問題」と一口に言っても、その原因や状況は様々です。まずは、「何が本当の問題なのか?」を正確に把握することから始めましょう。
問題を正しく理解することで、闇雲に解決策を探すのではなく、的を絞って効果的に対処することができるようになります。
ステップ②:解決策をたくさん考える
問題の全体像が見えてきたら、次は解決策を考えます。この段階では、「できるかどうか」は一旦置いておき、できるだけ多くの選択肢を出すことが大切です。
例えば、「タイピングが苦手」という問題なら、次のような解決策が考えられます。
重要なのは、「これは無理だ」と最初から諦めないことです。たくさんのアイデアの中から、最も効果的で実行可能なものを選び出すことができます。
ステップ③:計画を立てて実行する
解決策をいくつか出したら、その中から最も良いものを選び、具体的な計画を立てて実行します。
そして、計画を実行した後は、結果を振り返ることも大切です。「計画通りに進んだか?」「期待した効果はあったか?」を検証することで、次の問題解決に活かすことができます。
困った時は一人で抱え込まない!
「問題解決能力」は、一人で全てを完璧にこなす能力ではありません。「困った時に、誰かに助けを求める力」も、立派な問題解決能力の一つです。
就労移行支援事業所では、個別面談やグループワークを通して、問題解決の考え方を学ぶことができます。また、専門のスタッフがあなたの悩みに寄り添い、一緒に解決策を見つけるお手伝いをします。
「どうしよう…」と悩んだ時は、ぜひ私たちにご相談ください。一緒にあなたの「働く」を強くする力を育んでいきましょう。
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