ある時、成長期にある学生が「運動中に足がつります。」と‥。
一般的に考えると、水分不足だろうと思ったので、水分補給をしてねくらいで伝えていたのですが、ふと運動中に足がつる学生が多いのに違和感を感じました。
成長期でというと、中学生が多いのですが、その時期に足がつりやすいわけです。
また違う場面で、肉離れの中学生が来て、ふと聞いてみたんですね。
「足がつりやすくない?」
そしたら、部活中に足がつりますとのこと。
ここで考察してみますと、足がつる原因が水分不足だったとして、それよりも運動量の多い高校生は、水分不足になる確率が高い訳なのですが、そこまで足がつる頻度は多くない感覚です。
であれば、身長が伸びようとしている成長期と関係あるのではと思いました。
身長が伸びる時は、骨が伸びるのですが骨が伸びている分だけ筋肉が引っ張られている訳です。
引っ張られているから、筋肉が緊張して硬くなっている。だから足がつりやすく、限界が来た時に肉離れになる。
そう考えると、辻褄が合います。
であれば、骨が伸びようとしているのに筋肉が硬いのであれば、まだまだ伸びるのに、その伸び代を少なくしているのかもしれません。
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