こんばんわ。
さいこうトータルヘルスケアの川路です。
本日は、新体操で足首を捻挫した学生が来院です。足関節捻挫の、II度損傷と判断してシーネ固定をしました。(初日の為)
成長期との事もあり、踵も痛いらしく、踵の側面と踵の後側を触るとひどく痛がります。
子供のうちは、一つ一つの怪我をしっかり治す事が大事で、何故かと言うと癖になるというのと、不思議ですが、怪我は続く傾向にあるという事。
しっかりと統計を取ってるわけじゃないので、正確な数字はわかりませんが、怪我が続く。別な場所を怪我する。再度同じ所を怪我するという子供はある一定の数はいます。
怪我をしている時は安静にして、治ったら再開するっていうよりは、治りきる前から競技復帰を目指しリハビリをするという方が僕の中ではしっくりくるんですよね。
何故踵が痛くなるのか?
よく聞くのが、身体が硬いから痛くなるんだよということですけど、実際はそうでもないことが多いです。
しっかり運動後にストレッチをやっている子供でも全然痛みが出てきます。
足首の硬さを見ます。
しっかり背屈運動が出来てるので、充分可動域はあります。
新体操をやっているという事もあり、比較的体は柔らかいです。ほかになにが原因かなーと思った時に偏平足と足の裏の筋肉、そして足関節のアライメントが原因ではないかと・・。
アライメントというのは、配列とか1列とかって意味があり、捻挫を多くして、しっかり固定をしてこなかった人が、靭帯の緩みや運動時の癖などで、正常な位置で動かされていない事で二次的に怪我をしやすいという事も考えられます。
何が原因だとしても、オーバーユース(使いすぎ)なので、痛みが出ている所は炎症しています。施術としてはアイシングと動かさないように固定。今回は目標があるらしいので、しっかりと固定しました。
来院当初は踵をついて歩く事ができませんでしたが、数日で「痛みはあるけど足はつける」というところまで回復。
今は、ふくらはぎのマッサージをして、ストレッチをしてます。
2週間後に迫った発表会に間に合えばよいなと思っています。最初は中止という事も考えましたが、治りの状況を見て間に合いそうな雰囲気もあるので、再発しないように順番だててやっていきますね。
いつだったか足関節の捻挫をしていた子がtwitterにアップしていたのですが
内出血あり、腫れもあり、歩行時痛もある。そういう状態で
今、捻挫の治療4日目。鍼治療をしてます。痛いけど試合までに間に合わす。
みたいな感じだったかな。
もちろんその治療法が間違いじゃないですよ。でも、その4日間という期間で治っていなければ、しっかり固定して安静にしていた方が治りは早いんじゃないかなと思いました。それか、固定してけがをしている所だけ鍼治療をするとか。
いろんな治療法がある中で、固定するというのも大事な事なので、スポーツ時に怪我をしてしまった場合は、気軽にご相談くださいね。
ではまた!
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