パソコン作業に限らず、うつむきながらの作業が多い方ですと、肩こりや首こり、頭痛などを訴える事が多いです。
筋肉の緊張や、後頭部の神経への影響、ストレートネックなどの影響が考えられます。
こりがある=マッサージと思われるかもしれませんが、矯正や電気治療器を行うとさらに効果的ですし、肩周りの機能訓練(リハビリ)も予防としてオススメしています。
施術の経過
- 1日目仕事中に胸が締め付けられるような苦しさが出る。
仕事は早退されて病院へ。来院時は状態が安定していたが、様子をみて運動は行わず。
- 2日目倦怠感は変わらず。
肩のリハビリを2種類行う。
PS(ペインスケール)
肩 ⇒ 5
腰 ⇒ 5 - 3日目ご自身でも自宅でリハビリ
腰部回旋動作のリハビリを取り入れる。腰の回旋動作が上手くできずに、代償運動になっている。
- 4日目腰の代償運動が改善
腰から背中にかけての可動域が広がっている。
- 5日目日中は痛みを感じず
日中は痛みを感じる事が少なくなったが、朝方に痛みが出る。
PS 5 ⇒ 3
この方の場合は、まだまだ途中ですが、腰部の運動による背中の回旋動作が良くなったことで、肩周りの倦怠感が取れてきました。
肩周りのリハビリだけで効果が出にくい方も、全体的に弱っている所や代償運動がある箇所を行えば、軽減してくるんだなというのが解りました。
筋肉の測定では、腕の左右差があります。
筋肉量は右腕が少なく、左足が少ないとアンバランスなのが気になります。
日常的な癖などで、左右差が出てしまっているのかもしれないので、今後はそこを掘り下げられるように意識してみたいと思います。
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