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慢性痛において『なんで?』はゴールのないマラソンのようなもの。

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慢性痛に悩む方は多くいます。病院に行っても異常なし。

「だったら、なんで痛いの?」
そんな風に思う人もたくさんいるわけです。

この「なんで?」という言葉は、人の思考を引き出す時に非常に役立つ言葉なのですが、慢性痛の場合は適していない事も多々あります。

聞く人により様々な答えが考えられるので、なんで?と問いかければ問いかける数だけ答えがあり、引き出せば引き出すほど、迷いが増えるからです。。

なんで痛いのか?原因を知って、悩みを減らしたいはずなのに、今以上に悩んでしまう。そんなことも考えられるわけです。

インターネットで調べる事だってそう。

例えば、インターネットで調べている最中に、思いもよらない病名を知ってしまいます。さらに調べてもっと悩んでしまう・・・。そんな人もいらっしゃるんですよ。

となると、なんで?と考えるのは、ある程度は良いとしても、ほどほどにしないとキリがないんですよね。

なんで?と考えると無数にあるけど、改善方法は数えるほど。

数多くの原因がある一方で、体の改善方法は数が少ないです。

・運動をしましょう。
・体に良いものを食べましょう。
・しっかり睡眠をとりましょう。

パッと思いつくとしても、この程度。

例えば、病院で薬を出されますね。それ以外で言われる事って、まとめると【規則正しい生活をしましょう】って事なんですよね。

そうであれば、改善する方法に目を向ける方が、心が穏やかになるように思います。

例えば、知り合いや色んな先生に「なんで痛いのかな?」と聞くと、それぞれの答えが返ってきます。みなさん答えは一緒じゃないですよね。

逆に、なんで良くなったの?って聞くと、運動したよとか、あそこの治療院に行ったよとか、そんなに答えは多くないんですね。

だから、「なんで?」ってなっている時ほど、ゴールがないマラソンのような状況を作ってしまっているわけです。どこかで、自分なりに腑に落として、改善方法に目を向けないと、いつまでも続いてしまって疲れてしまいそうです。

気持ちが疲れないようにするためには、体が良くなる改善方法に目を向ける事が大事です。

体を良くする = 湿布 じゃないですよ。

体を良くする = 痛みどめ ではないです。

「規則正しい生活を送る」

そんなことがとても大事なんじゃないかって思うんです。

今回はここまでです。

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