毎日デスクワークで座りっぱなし。気がついたらお腹周りや太ももに脂肪がついて、以前と体型が変わってしまったと感じていませんか?
それは、長時間のデスクワークによる骨盤の歪みが原因かもしれません。骨盤が歪むと、姿勢が悪くなるだけでなく、代謝が落ちて脂肪がつきやすくなるなど、さまざまな体の不調を引き起こします。
でも安心してください。
今日からできる簡単なセルフケアで、歪みを整えて理想の体を目指しましょう。
デスクワークで体型が崩れる原因は骨盤の歪み
長時間座りっぱなしの生活は、骨盤が歪む大きな原因となります。骨盤は体の中心であり、内臓や姿勢を支える重要な役割を担っています。しかし、以下の悪い習慣を続けると、骨盤が正常な位置からずれてしまいます。
- 猫背や反り腰といった悪い姿勢
- 脚を組んで座る癖
- 片方の肘をついて作業する癖
骨盤が歪むと、その周りにある筋肉がうまく使われなくなり、血行が悪化します。すると、下半身に老廃物が溜まりやすくなり、お腹周りや太ももに脂肪がつきやすくなってしまいます
。また、骨盤の歪みはO脚やX脚といった脚の形にも影響し、全身のバランスを崩す原因にもなります。
骨盤の歪みを整えるセルフケア3選
骨盤の歪みは、毎日のちょっとした心がけとストレッチで改善できます。無理なく続けられるセルフケアを3つご紹介します。
1. 骨盤リセット体操
この体操は、骨盤周りの筋肉をほぐし、骨盤を正しい位置に戻す効果が期待できます。
- 床に仰向けになり、両膝を立てて肩幅に開きます。
- 息を吐きながらおへそを背中に近づけるように、腰を床に押し付けます。
- 息を吸いながら、腰と床の間に手のひら1枚分の隙間ができるように腰を反らせます。
- この動きを10回繰り返しましょう。
2. 大腿四頭筋ストレッチ
太ももの前側にある大腿四頭筋が凝り固まっていると、骨盤が前に引っ張られ、反り腰の原因になります。このストレッチで、太ももをしっかり伸ばしましょう。
- 椅子に浅く座り、片足を後ろに引いて膝を曲げ、足の甲を手で掴みます。
- 太ももの前側が伸びているのを感じながら、ゆっくりと手前に引き寄せます。
- 30秒ほどキープし、反対の足も同様に行います。
3. 股関節回し
股関節の可動域を広げることで、骨盤周りの血行が促進されます。
- 床に座り、両足の裏を合わせます。
- 両手で足先を掴み、背筋を伸ばします。
- 膝を蝶のように上下にパタパタと動かします。
- 無理のない範囲で30秒〜1分ほど続けましょう。
まとめ
デスクワークによる体型崩れは、日々の習慣からくる骨盤の歪みが大きな原因です。今回ご紹介したセルフケアは、どれも自宅で簡単にできるものばかりです。毎日少しずつでも続けて、体の中心である骨盤を整え、健康で美しい体を目指しましょう。
セルフケアを続けても改善しない場合は、専門家への相談も検討してみましょう。
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