へっつぼが痛いというのは、良く聞く話です。いわゆる菱形筋のコリと言われる部分。
じゃぁ、ここに倦怠感を感じる。痛みがある。というと、何をするか？
1番多いのは、ゴルフボールで背中をゴリゴリする。柱で背中をゴリゴリする。強い指圧を求めるなどなど。1番多いと言っているのに、3個も書いているという・・・・。
こんばんは。
さいこうトータルヘルスケアの川路です。
さて、今日も背中が痛いという方が来られました。何をしていましたか？と聞くと、ベッドの端の部分で背中をゴリゴリしていたら、痛くなったとのこと。
ゴリゴリする人って多いですが、僕は反対派です。それが、なぜかというと
①それで直った人がいない。
②どんどん強い刺激を求めるようになる。
③これは、僕だけが言ってますけど、痛みによる感覚がおかしくなる。
④基本天邪鬼なので、凝ってますねーとかいうのが嫌いw
直った人がいない
一時的には気持ちよいかもしれないですが、良くなりましたよーという方を見たことがないのが、一番かもしれません。ひどくなれば、これじゃ物足りないという事で、より硬い物でゴリゴリしたり、強く押してくれる人を求めてしまう。
そういう悪循環を及ぼすのが、背中のコリだと思うんです。
ですので、ここを揉んでくれいという人には、マッサージ屋さんを紹介します。でも、しっかり痛みを取りたいという方には、身体の構造から説明します。
僕が一番嫌なのは、感覚がおかしくなるという事なんですよね。
左は軽く触るだけで十分。でも痛いほうの右側は、「いやもっと強く押してくれよ」っていう所。その時点で、変な違和感でしょ？
そもそもとして、痛みを感じるのは背中でも、痛みの原因となっているのは別なところだと考えているんですよね。僕だけかもしれないけど。
それが、どこかというと、頸椎の下部。
解剖学を根拠に、筋肉の走行と神経支配を考えた時に、繋がりがあるのが頸椎の下部なんです。だから、背中の痛みを感じている所をしっかり揉むという事はせずに、頸椎の調整に集中します。
とはいえ、そこを揉んでもらうのが好きな人は、納得がいかない施術法です。だって、揉まないから。
実際に、凝ってますねーとかいうと話が弾むのは知ってます。がちがちですねーと言えば、喜んでくれるのは解ってます。そういう営業法も大事かもしれないけど、身体を治すのとは違うから、絶対言わないです。
天邪鬼という一面が大きいかもしれないけど。
だから、一時的に良くなれば良いという人やとにかく揉んでもらいたいという人は、マッサージ屋さんに行ったらよいと思うのですが、本当に困っているとしたら、しっかり施術をする事がオススメです。
とりあえず、まとめると、背中のコリに感じているその痛みは、頚部が悪い事が多いですよって事で。
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