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腰の矯正と動きの改善について

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腰痛や骨盤周りに痛みがある方の施術をさせて戴きました。

腰の後屈動作を評価することが多いですが、なぜ後屈動作を見るのか?というご質問を戴きましたので、順番に説明します。

施術後のお写真

一般的に骨盤矯正の評価をする時は、足の長さを比べる事が多いです。腰痛持ちの方の施術は、【体の動き】も見ていきたい基準になります。

腰椎の伸展動作

腰椎の伸展動作とは、後にカラダを反らす動作です。

背骨の形は、S字のように曲がっている事から、S字カーブと言われます。腰椎(腰の骨)は5個あり、若干反っているのが特徴です。

その為、腰椎が正常であれば、腰を反らす動作が出来ますが、痛めている時や身体が歪んでいるなどあれば、腰を反らす事ができません。(正確に動かす事ができない。)

現代の生活環境から考えると腰椎が大きく前に曲がっている人が多いです。。

前に曲げる前屈動作での評価もする事がありますが、評価の度に腰に負担がかかるので、場合によってはお勧めしません。

生活環境

現代の生活環境から考えてみます。

現代の生活環境は、座っていることが多いです。

  • ソファーに座る。
  • 事務仕事が多い。
  • 座ってスマホをする。
  • 長く運転をする。

そういう事から、腰椎(腰の骨)は反っておらず、前に曲がっています。生活環境から腰痛持ちの方は、腰を反らせない人が多いです。。

腰を前に曲げると負担が増えます。下の投稿は、ヘルニアの時にしてはいけないストレッチについてです。

怪我をした時の対処法と一緒

怪我をした時に行う事は、『怪我をした時と逆方向に導く』です。

例えば、捻った場合。

指の関節を右に捻ったら、左に戻す。
足首を内側に捻ったら、外側にむける。など

よくよく考えれば、怪我だけではありませんね。

血圧が低いと高くする。
血糖値が高ければ低くする。

体の歪みも一緒です。

右に歪んでいれば、左に戻します。

腰椎が前湾しているので、後湾するように矯正します。

腰部脊柱管狭窄症の場合は違いますので、気を付けましょう。こちらも一緒に読まれてください。

まとめ

腰が前に曲がると、椎間板が後ろに飛び出ます。酷くなると、椎間板ヘルニアです。結果、神経を圧迫して痛くなるという事です。

腰痛は、筋肉が硬いかどうかで評価されることが多いですが、硬さは改善する項目の一つです。

脊柱の関節の柔軟性や動き、姿勢や骨盤の歪み、筋膜の癒着具合など、様々な原因があります。

あなたの腰痛の原因は何でしょうか?

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