成長期の学生ですと、腰が痛くなるという事も少なくないです。成長期の段階であれば、筋力の不足、身体の柔軟性の低下で痛みが出やすくなるものなのでしょう。
「私の子供は怪我ばかり」という意見も聞きますが、怪我に繋がるのはその子が頑張っているからと考えます。
適度に運動をしているなら、怪我はしないのではないでしょうか?
僕たちとしては、1日でも早く、競技に復帰させてあげて、ストレスない状況を作ってあげるのも大事じゃないかと思います。
先日のこと、バスケットボール部の学生が腰痛に・・・
バスケットボールのせいか、最近よく腰痛になるという事で「なぜそうなるのか?」という事が気になっていました。
触診してみると、右の腰部(背骨の横の筋肉)だけ、異常に痛がります。
腰痛とはいえ、成長期になると慎重になるものです。そうなると身長が伸びているのか?というのは気になる所です。
成長期と腰痛というと、気になる症状がこちら
腰痛分離症(ようつうぶんりしょう)
腰痛(腰のベルトのあたりの痛み)の場合と、お尻や太腿の痛みを出す場合があります。痛みは腰椎を後ろにそらせた時に強くなります。腰痛は10~15歳ころから生じますが、青少年から高齢者まで広い範囲にわたって腰痛や下肢痛・しびれが出ます。
多くは体が柔らかい中学生頃に、ジャンプや腰の回旋を行うことで腰椎の後方部分に亀裂が入って起こります。「ケガ」のように1回で起こるわけではなく、スポーツの練習などで繰り返して腰椎をそらしたり回したりすることで起こります。一般の人では5%程度に分離症の人がいますが、スポーツ選手では30~40%の人が分離症になっています。
https://www.joa.or.jp/index.html
分離症は10歳代で起こりますが、それが原因となってその後徐々に「分離すべり症」に進行していく場合があります。
今回は病院との連携をしました。
僕は、これを使って判断しています。
分離症だなと思うのですが、分離症ですと診断できるのは医師だけですので、今回は病院と連携をする事にしました。
連携した理由は
今後、施術を進めていくうえで、保護者や学校の先生に「怪我」だというのを意識してもらいたいという事も考えました。
そして、僕が言うより『医師が分離症なので安静です。』と言ってもらった方が周りへの説得力がありそうだし、安心かなと判断しました。
そこを理解してもらったうえで施術を行ってもらえるし、早期復帰を目指せると思ったからです。
子供の腰痛は、ハムストリングスのストレッチでもなる事があります。子供の姿勢や身体の硬さが気になる方はこちらも参考にしてみてください。
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