こんにちは!
今日はYouTubeやInstagramでよく見かける運動動画についてお話ししていきたいと思います。
動画を見ながら体を動かすのって、手軽でいいですよね。でも、「動画の通りにやったら、かえって体を痛めてしまった」なんて話をよく聞くんです。
今回は、そんな風に「良いこと」をしているはずなのに、なぜ痛みが出てしまうのか?について、一緒に考えていきたいと思います。
痛みが出るのは「使いすぎ」が原因かも?
「使いすぎ」って言うと、「そんな大したことやってないのに…」って思いますよね。でも、実は「運動強度」が関係しているかもしれません。
運動強度を簡単に説明するために、走ることを例にしてみましょう。
- 立っている
- 歩く
- 小走り
- 走る
- 坂道を走る
- 全速力で走る
- 坂道ダッシュ
この順番は、徐々に運動の強さが上がっていくのが分かりますよね。立っているのは強度が弱く、坂道ダッシュは一番強い。これは誰でも納得できますよね。
運動時間を5分と仮定したとき、ただ歩くだけでは「運動した!」という感じはしませんが、坂道ダッシュを5分もやったら、かなりヘトヘトになりますよね。
「そんなに動いていないのに痛い」と感じる方は、自分の体にとって、その運動の「負荷」が大きすぎることが原因かもしれません。
運動は2つのタイプに分けて考えてみましょう
運動は大きく2つに分けられます。
- 体を柔らかくする運動(柔軟性UP)
- 筋力をつける運動
どちらも大切ですが、「まず」どちらから始めるのが良いと思いますか?
1.を準備運動、2.を実際の運動と考えてみてください。
きっと、「準備運動でもある、柔軟性を高める方から始めるべきだ」って思いますよね。
体を痛めてしまう方は、この準備運動を飛ばして、いきなり筋力アップを目指してしまうことがほとんどなんです。つまり、「やることが逆」になってしまっていることが多いんですね。
ダイエットも同じです
これはダイエットでも同じことが言えます。
たとえば、1時間走るとします。
息が切れるくらい全力で走ると、膝が痛くなってしまうことがあります。一方で、息が切れないくらいのゆっくりしたペースで走ると、不思議と膝は痛くならないんです。
「こんなにゆっくりで大丈夫なの?」って思うかもしれませんが、息が切れないペースで続けていると、知らないうちに走れる距離が伸びたり、スピードが上がったりするんですよ。
まとめ
もちろん、運動強度は高い方が効果は出やすいですよね。でも、体を痛めないためには、まず運動強度を落とすこと、そして柔軟性を高めることから始めるのが大切です。
体が痛くなってしまう方は、体がまだ準備できていないのに、いきなり全速力で走ろうとしているのかもしれません。もしかしたら、落ちてしまった体力を、急いで取り戻そうとしているのかもしれませんね。
もし、今、運動で痛みが出てしまったという方がいたら、一度ご相談ください。
どんな運動が痛みの原因になっているのか、どれくらいの運動が合っているのか、効果的なストレッチ方法など、一緒に考えていきましょう。
でわでわ。
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