こんなお悩みありませんか？
「ランニング中に股関節に違和感がある…」「走り始めると痛みが強くなる…」「昔よりパフォーマンスが落ちた気がする…」
日々のランニングを趣味にされている方で、このようなお悩みを抱えていませんか？特に50代になると、若い頃に比べて体の回復力が落ち、無理なランニングは体に負担をかけてしまいます。その股関節の痛み、実は体の歪みや骨盤の歪みが原因かもしれません。
この記事では、ランニング中に感じる股関節の痛みの原因と、ご自宅で簡単にできるセルフケアを3つご紹介します。
なぜ股関節が痛くなるの？骨盤の歪みとの関係性
ランニング中に股関節が痛くなるのは、骨盤の歪みが関係している可能性が高いです。
ランニングは、左右の足で交互に着地を繰り返す運動です。しかし、骨盤が歪んでいると、着地時の衝撃が左右均等に分散されず、片方の股関節に集中してしまいます。この状態が繰り返されると、股関節周辺の筋肉や靭帯に過度な負担がかかり、炎症を起こし、やがて痛みに繋がってしまうのです。
骨盤の歪みを放置するとどうなる？
骨盤の歪みを放置すると、股関節の痛みだけでなく、様々な体の不調を引き起こす可能性があります。
- ランニングパフォーマンスの低下：痛みをかばうように走るため、フォームが崩れ、本来のパフォーマンスを発揮できなくなります。
- 腰痛、ひざ痛：股関節の痛みをかばうことで、腰やひざに負担がかかり、痛みが連鎖的に広がることがあります。
- 疲労の蓄積：骨盤が歪むことで、筋肉が効率的に使われなくなり、疲れやすくなります。
「たかが股関節の痛み…」と安易に考えていると、やがてランニングを続けられなくなってしまうため、早めの対策が重要です。
今すぐできる！股関節の痛みを改善するセルフケア3選
ここからは、ご自宅で簡単にできる、股関節の痛みを改善するセルフケアをご紹介します。
1. 股関節周りのストレッチ
【股関節の可動域を広げるストレッチ】
- 床に座り、両足の裏を合わせてひざを開きます。
- 両手でつま先を持ち、背筋を伸ばします。
- 股関節の付け根から体を前に倒していきます。
- 気持ちよく伸びるところで30秒キープします。
2. お尻の筋肉をほぐすストレッチ
【お尻の筋肉をほぐすストレッチ】
- 仰向けに寝て、両ひざを立てます。
- 片方の足首をもう片方の太ももに乗せ、数字の「4」の形を作ります。
- 太ももの裏側を両手で抱え、ゆっくり胸の方に引き寄せます。
- 気持ちよく伸びるところで30秒キープします。反対側も同様に行いましょう。
3. 正しいランニングフォームを意識する
ランニングフォームを見直すことも、股関節の痛みを予防する重要な対策です。
- 着地位置：体の真下で着地するように意識しましょう。つま先やかかとで着地すると、股関節に負担がかかりやすくなります。
- 腕振り：腕をしっかり振ることで、体全体のバランスが保たれ、股関節への負担が軽減されます。
- 姿勢：背筋を伸ばし、視線を前に向けて、猫背にならないように意識しましょう。
まとめ
今回は、50代男性に多い「ランニング中の股関節の痛み」というお悩みの原因と、その解決策としてご自宅でできるセルフケアをご紹介しました。
股関節の痛みは、日々のランニングフォームや体の歪みが原因で起こります。この記事でご紹介したセルフケアを毎日少しずつ続けることで、股関節の可動域が広がり、痛みの軽減やランニングパフォーマンスの向上が期待できます。
無理のない範囲で、ご自身の体と向き合い、ランニングを長く楽しんでいきましょう。
コメント