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陸上選手の天敵!右腰の痛み、その原因と対策を徹底解説

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「最近、どうも右の腰が痛くて…」「練習の後半になると、右腰が張ってきてしまう…」

そんな悩み、抱えていませんか?

陸上競技において、腰の痛みはパフォーマンスを大きく左右する天敵です。特に、右腰に痛みを感じるという方は少なくありません。

今回は、そんな右腰の痛みの原因と、自分でできる対策を分かりやすく解説していきます。この記事を読み終える頃には、あなたの悩みがきっと解決するはずです!

なぜ右腰が痛くなるの?原因は〇〇にあり!

腰痛と聞くと、単に「疲労」や「筋肉痛」と思いがちですが、陸上選手の場合、その原因はもっと複雑なところにあります。右腰の痛みの主な原因は、以下の3つが考えられます。

1. フォームの偏り:利き足・利き腕の影響

あなたは、どちらの足で地面を蹴ることが多いですか?

人間には「利き足」や「利き腕」があり、無意識のうちにそちら側を多用してしまいます。陸上競技においても、この偏りは顕著に現れます。

例えば、

  • 右足で強く蹴り出す癖がある
  • 右腕を強く振る癖がある
  • トラック競技で反時計回りに走るため、常に左カーブを走る

といった場合、右側の骨盤や腰周りの筋肉に過度な負担がかかり、右腰の痛みにつながることがあります。特に、着地の衝撃を右半身で受け止めすぎている可能性があります。

2. 身体の歪み:左右のバランスの崩れ

日頃の姿勢や生活習慣も、腰痛の原因になります。

  • 足を組むときにいつも同じ足を上にしている
  • 片側の肩に荷物をかけることが多い
  • スマホを片手で持っている時間が長い

こういった積み重ねが、骨盤の歪みや身体全体のバランスの崩れを引き起こします。身体のバランスが崩れると、走るときも左右均等に力を伝えられず、弱い方の(この場合は右側の)腰に負担が集中してしまうのです。

3. 殿筋の弱化:お尻の筋肉がカギ!

「腰が痛いのに、なんでお尻の話?」と思うかもしれませんが、実は**お尻の筋肉(殿筋)**は、腰痛と密接に関係しています。

殿筋は、走るときに股関節を安定させ、地面からの衝撃を吸収する重要な役割を担っています。しかし、この殿筋が弱いと、その役割を腰の筋肉が代わりに担うことになり、結果として腰に大きな負担がかかってしまうのです。

特に、右側の殿筋が弱いと、右腰の筋肉が頑張りすぎてしまい、痛みとして現れることがあります。

今すぐできる!右腰の痛みを解決する3つの対策

原因がわかったところで、次は具体的な対策です。今日からでも始められる簡単なケア方法をご紹介します。

対策1:左右均等なストレッチ

痛みがあるからといって、ストレッチを怠るのは逆効果です。しかし、やみくもに行うのではなく、左右差を意識したストレッチが重要になります。

【右腰痛に効くストレッチ】

  1. お尻のストレッチ(梨状筋ストレッチ)
    • 床に座り、右足を左足の上に組むようにして、右膝を胸に引き寄せます。
    • 痛気持ちいいと感じる程度に伸ばし、30秒キープ。左側も同様に行い、左右差を比較してみましょう。
  2. 股関節のストレッチ
    • 四つん這いの姿勢になり、右膝を前に、左足を後ろに伸ばします(ハトのポーズ)。
    • 右の股関節周りが伸びているのを感じながら、ゆっくり呼吸をします。

対策2:殿筋を鍛えるトレーニング

弱っている殿筋を鍛えることで、腰への負担を軽減できます。

【殿筋トレーニング】

  1. クラムシェル
    • 横向きに寝て、膝を90度に曲げます。
    • 息を吐きながら、上の膝をゆっくり開きます。お尻の横の筋肉を意識しましょう。
    • 左右10回ずつ、2〜3セット行います。
  2. ヒップリフト
    • 仰向けに寝て、膝を立てます。
    • お尻をゆっくり持ち上げ、肩から膝までが一直線になるようにします。
    • 5秒キープし、ゆっくり下ろします。10回を2〜3セット行います。

対策3:フォームの見直しと専門家への相談

セルフケアで改善が見られない場合は、フォームそのものに問題がある可能性があります。

  • 練習中に自分の走りを動画で撮影してみる
  • トレーナーやコーチに相談し、フォームのチェックをしてもらう
  • 理学療法士や整体師に相談し、身体の歪みをチェックしてもらう

特に、専門家に見てもらうことで、自分では気づかなかった根本的な原因を発見できることがあります。

最後に

右腰の痛みは、放置しておくと慢性化したり、他の部位の怪我につながることもあります。

「たかが腰痛」と思わず、今回ご紹介した対策を日々の練習に取り入れてみてください。自分の身体と向き合い、適切なケアを行うことで、より快適に、そして力強く走れるようになるはずです。

痛みのないベストなコンディションで、最高のパフォーマンスを発揮できるよう、一緒に頑張っていきましょう!

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