生理のたびにやってくる憂鬱な痛みや、イライラ、体のだるさ…。
毎月つらい思いをしている方は、もしかしたら骨盤の歪みが原因かもしれません。
慢性的な痛みや不調、骨盤の歪みとの関係
生理痛やPMS(月経前症候群)は、女性ホルモンの変動が主な原因とされていますが、骨盤の歪みも症状を悪化させる大きな要因です。
骨盤は体の中心にあり、子宮や卵巣といった女性にとって大切な臓器を守る役割を担っています。しかし、日常生活のクセ(例:足を組む、片側に重心をかけて立つ)や運動不足、長時間のデスクワークなどで骨盤が歪むと、次のような問題が起こります。
血行不良
骨盤周りの血流が悪くなり、子宮や卵巣へ栄養や酸素が十分に届かなくなります。これにより、生理痛や冷えを悪化させることがあります。
自律神経の乱れ
骨盤が歪むと、その周辺を通る自律神経に影響を与えることがあります。自律神経はホルモンバランスを調整しているため、乱れることでPMSのイライラや気分の落ち込みにつながることがあります。
このように、骨盤の歪みは体の巡りを悪くし、生理痛やPMSの症状をさらにひどくしてしまうことがあるのです。
骨盤の歪みを整えるセルフケア
毎日のちょっとした心がけで、骨盤の歪みを防ぎ、体の不調を和らげることができます。
1. 骨盤周りのストレッチ
固まった股関節やお尻の筋肉をほぐすことで、骨盤の動きがスムーズになり、血流が改善されます。
あぐらストレッチ
床に座り、両足の裏を合わせてあぐらの姿勢をとります。背筋を伸ばし、ゆっくりと体を前に倒していきます。股関節の付け根が伸びているのを感じながら、30秒ほどキープしましょう。
お尻のストレッチ
床に仰向けになり、片方の膝を胸に引き寄せます。もう片方の足は伸ばしたままか、軽く曲げても構いません。お尻の筋肉が伸びているのを感じながら、30秒ほどキープし、反対側も同様に行います。
2. 日常生活で意識すること
正しい姿勢:座るときは背筋を伸ばし、両方の座骨で均等に体重を支えるように意識しましょう。足を組むクセがある方は、なるべく両足を揃えて座るように心がけてください。
適度な運動:ウォーキングやヨガなど、無理のない範囲で体を動かす習慣をつけましょう。骨盤周りの筋肉をバランスよく使うことで、骨盤の安定につながります。
骨盤矯正で根本から悩みを解決へ
セルフケアも大切ですが、「痛みがあまりにもひどい」「どうやっても姿勢を意識できない」という場合は、専門家による骨盤矯正を検討してみるのも一つの方法です。
専門の施術院では、あなたの体の状態を詳しくチェックし、歪みの原因に合わせたアプローチで骨盤を正しい位置に戻してくれます。根本的な原因に働きかけることで、つらい生理痛やPMSの症状改善が期待できます。
専門の施術院を選ぶ際のポイント
施術内容や料金が明確か
どのような施術を行うのか、費用はどのくらいかかるのか事前に確認しましょう。
専門的な知識と経験があるか
骨盤矯正の経験が豊富で、体の悩みに真摯に向き合ってくれる施術者を選びましょう。
まとめ
生理痛やPMSは「仕方ないもの」と諦めていませんか?もしかしたら、その原因は骨盤の歪みにあるかもしれません。
今回ご紹介したセルフケアを日々の生活に取り入れてみてください。
それでも解決しない場合は、専門家と一緒に根本的な原因を見つけ、体の中から健康な状態を目指しましょう。辛い生理の悩みを改善し、毎日を笑顔で過ごせるよう、第一歩を踏み出してみませんか。
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