「長時間座り続けると腰が痛い」
「首や肩が凝りやすい」
そんなお悩みありませんか？
実は、その不調は毎日のデスクワークによる骨盤の歪みが原因かもしれません。骨盤は体の土台であり、ここが歪むと上半身のバランスも崩れて、腰、肩、首へと負担が広がっていきます。
この記事では、デスクワークが骨盤に与える影響とその対策について解説します。
デスクワークが骨盤を歪ませる原因
長時間にわたるデスクワークは、私たちの体にさまざまな悪影響を与えます。特に、無意識のうちにとっている姿勢が、骨盤の歪みを引き起こす大きな原因となります。
猫背
背中を丸めて座る姿勢は、骨盤が後ろに倒れてしまいます。この状態が続くと、骨盤周りの筋肉が硬くなり、本来の正しい位置に戻りにくくなります。
足を組む癖
片側に重心が偏ることで、骨盤がねじれた状態になります。これにより、左右のバランスが崩れ、全身の歪みにつながることがあります。
椅子に浅く座る
骨盤が不安定になり、姿勢を支えようと腰や背中の筋肉に余計な力が入ります。これが慢性的な腰痛の原因となることがあります。
今すぐできる！骨盤ケア対策3選
骨盤の歪みを整えるには、日々の生活習慣を見直すことが大切です。ここでは、デスクワークの合間に簡単にできるセルフケアを3つご紹介します。
1. こまめに姿勢を変える
長時間同じ姿勢でいることを避けましょう。1時間に1回程度、立ち上がって体を動かすのが理想的です。例えば、トイレに行く、飲み物を取りに行くなど、数分でも席を離れるだけでも効果があります。
2. ストレッチで筋肉をほぐす
骨盤周りの筋肉を柔らかく保つことで、歪みを予防できます。
お尻のストレッチ
椅子に座ったまま、片方の足首をもう片方の太ももに乗せ、ゆっくりと体を前に倒します。お尻の筋肉が伸びているのを感じましょう。
股関節のストレッチ
床に座り、両足の裏を合わせます。膝を床に近づけるように、両手で軽く押さえます。
3. 正しい座り方を意識する
骨盤を正しい位置で保つ座り方を意識することで、歪みの予防になります。
深く座る
椅子に深く腰かけ、背筋を伸ばします。お尻を椅子の奥まで入れて、座面と背もたれにしっかりと体重を預けましょう。
骨盤を立てる
骨盤を少し前傾させるようなイメージで座ると、自然と背筋が伸びやすくなります。
これらの対策を日々の生活に取り入れることで、デスクワークによる不調を軽減し、快適な毎日を送ることができます。
骨盤の歪みを根本的に改善したい方は
セルフケアも大切ですが、骨盤の歪みがひどい場合は、プロの施術を受けることも有効です。整体や骨盤矯正の専門家に相談することで、一人ひとりの状態に合わせた適切なケアを受けることができます。
あなたの不調は、日々の少しの心がけで改善できるかもしれません。今日からできることから始めてみませんか？
コメント