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就職活動での悩み…「障害をどう伝える?」【就労移行支援鹿児島】

就労移行支援
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履歴書や面接で、自身の障害についてどのように伝えればいいか悩んでいませんか?「ありのままを話していいのかな?」「企業にどう思われるんだろう?」…

そんな不安を抱えている方は少なくありません。

鹿児島で就労移行支援事業所として多くの利用者さんと関わってきた私たちも、この悩みによく向き合ってきました。結論からお伝えすると、障害の伝え方にはいくつかのポイントがあります。

今回は、企業への伝え方で悩みがちな方のために、そのポイントを解説します。

なぜ、障害について伝える必要があるのか?

まず、「なぜ、障害について伝える必要があるの?」と疑問に思うかもしれません。これは、お互いが安心して働くためにとても大切なことです。

企業はあなたの障害を正しく理解することで、必要な配慮やサポートを検討することができます。一方、あなた自身も「この企業なら安心して働けそうだ」と納得した上で就職を決めることができるのです。

一般就労を目指す上で、この「相互理解」は欠かせません。隠すのではなく、適切な形で伝えることが、長く安定して働くための第一歩になります。

悩みがちな「伝え方」のポイント

では、具体的にどのように伝えれば良いのでしょうか。ここでは、3つの重要なポイントをご紹介します。

1. 障害の「名称」だけでなく、「具体的な状況」を伝える

「私は○○という障害があります」と伝えるだけでは、企業側は具体的なイメージを持つことができません。大切なのは、**「どのような時に、どのような症状や困難があるのか」**を具体的に伝えることです。

(例)

  • NG例: 「私はADHDです。」
  • OK例: 「ADHDの特性で、複数の作業を同時に行うとミスが増える傾向があります。そのため、一つの作業に集中できる環境をいただけると、力を発揮しやすいです。」

このように、具体的な状況を伝えることで、企業側も「この人にはどのような配慮が必要か」をより深く理解できます。

2. 困難なことだけでなく、「対処法」もセットで伝える

ただ単に「これが苦手です」と伝えるだけでは、「この人は仕事ができないのでは?」と不安を与えてしまうかもしれません。そこで重要になるのが、**「その困難に対して、自分はどのように対処しているのか」**をセットで伝えることです。

(例)

  • NG例: 「耳が聞こえづらく、電話応対が難しいです。」
  • OK例: 「聴覚に障害があるため、電話での聞き取りが難しい場面があります。そのため、会話内容をメモに取ったり、メールやチャットでのやり取りをメインにしたりと工夫しています。」

このように、自分で工夫している点や、これまで培ってきた対処法を伝えることで、企業に「困難を乗り越えようとする前向きな姿勢」をアピールできます。

3. 「できること」や「強み」をしっかり伝える

障害について話すことに集中しすぎると、自分の「できること」や「強み」を伝えるのを忘れてしまいがちです。**「障害があるけれども、こんな強みがあります」「こんな貢献ができます」**という点を、しっかりとアピールしましょう。

(例)

「私は周囲の人の感情を察知するのが得意で、職場の人間関係を円滑にするよう心がけてきました。この強みを活かして、チームの雰囲気を良くすることに貢献したいです。」

障害があるからこそ培われた強みやスキルは、あなたにとって大きな武器になります。

ひとりで悩まず、まずは相談を

就職活動は、一人で抱え込まず、誰かに相談することが大切です。特に、障害についてどう伝えるか悩んでいる方は、私たちのような就労移行支援事業所にご相談ください。

鹿児島で一般就労を目指す障害者の方に向けて、履歴書の書き方から面接練習まで、個別サポートを行っています。あなたの状況や希望に合わせて、企業へ伝えるべき内容を一緒に考え、練習を重ねていきましょう。

無料で見学・相談も承っておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

【就労移行支援とは?】

一般企業への就職を目指す障害のある方を対象に、就職に必要な知識やスキル向上のための訓練、就職活動のサポート、就職後の定着支援を行う福祉サービスです。

フィット鹿児島のホームページはこちら
https://fit2022.or.jp/

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