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産後、妊娠前の体型に戻すためのロードマップ

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産後、体型を戻したいというお気持ち、とてもよくわかります。妊娠・出産を経て、体は大きく変化しますよね。

焦らず、ご自身のペースで取り組むことが大切です。

産後の体型戻しは、焦って無理をするよりも、体の回復を優先しつつ、段階的に進めることが成功の鍵です。

産褥期(産後1ヶ月)は「回復」を最優先に

出産は、体に大きなダメージを与えます。この時期は、体を休ませて回復させることが最優先です。

無理は禁物
家事や育児で大変な時期ですが、できるだけ横になり、体を休ませましょう。

骨盤ベルトの活用
出産によって緩んだ骨盤をサポートするために、産後すぐから骨盤ベルトを着用するのも良いでしょう。骨盤の戻りをサポートし、腰痛予防にもなります。

栄養のある食事
授乳をしている場合は特に、バランスの取れた食事が重要です。無理な食事制限はせず、和食中心で、タンパク質、ビタミン、ミネラルをしっかり摂りましょう。

産後2〜3ヶ月頃から「ゆるやかにスタート」

産褥期を過ぎ、体の回復がある程度進んだら、少しずつ体型戻しを意識し始めましょう。

軽い運動から

骨盤底筋体操
尿漏れ予防にもなるだけでなく、骨盤を支えるインナーマッスルを鍛えることで、骨盤の安定にもつながります。仰向けで膝を立て、息を吐きながら膣を締める(排尿を途中で止めるイメージ)運動を繰り返します。

ウォーキング
赤ちゃんと一緒に散歩に出かけるのも良いでしょう。無理のない範囲で、少しずつ距離を伸ばしてみてください。

ストレッチ
硬くなった筋肉をほぐし、血行促進にもつながります。特に腰回りや股関節のストレッチがおすすめです。

バランスの取れた食事の継続

引き続き、栄養バランスを意識した食事を心がけましょう。

高タンパク・低カロリーの食材(鶏むね肉、魚、大豆製品、卵など)を積極的に取り入れ、間食はナッツやヨーグルト、フルーツなどヘルシーなものを選びましょう。

骨盤矯正の検討

産後2ヶ月頃から骨盤矯正を受けることを推奨している専門家もいます。体が柔軟な時期に、骨盤の歪みを整えることで、腰痛や肩こりの軽減、体型の回復をサポートする効果が期待できます。

ただし、必ず信頼できる専門家(理学療法士、柔道整復師など)に相談し、ご自身の状態に合わせた施術を受けるようにしましょう。

産後半年以降「本格的な体型戻し」

産後半年までには骨盤がある程度安定すると言われています。この時期から、より積極的に運動を取り入れていくと良いでしょう。

インナーマッスルの強化

ヨガやピラティス
体幹を鍛え、姿勢を整えるのに効果的です。産後向けのクラスがあれば参加してみるのも良いでしょう。

軽い筋力トレーニング
スクワットやプランクなど、自宅でできる簡単な筋トレを取り入れてみましょう。最初は無理のない回数から始め、徐々に増やしていきます。

有酸素運動
ウォーキングに加えて、余裕があればジョギングや水泳など、全身運動を取り入れることで、効率よく脂肪を燃焼できます。

生活習慣の見直し
赤ちゃんとの生活リズムに合わせて、睡眠をしっかり取ることも大切です。睡眠不足はホルモンバランスを崩し、痩せにくい体になる原因にもなります。

大切なことは焦らないで、自分を褒めること

産後の体型戻しは、個人差が大きく、数ヶ月で戻る人もいれば、1年以上かかる人もいます。

他人と比べない
他のママと比較して焦る必要はありません。ご自身の体の回復具合や、育児の状況に合わせて、無理のない範囲で進めましょう。

小さな変化も喜ぶ
体重の増減だけでなく、「姿勢が良くなった」「むくみが減った」「疲れにくくなった」など、小さな変化にも目を向けて、自分を褒めてあげてください。

完璧を目指さない
育児中は、自分の時間がなかなか取れないこともあります。毎日完璧にこなそうとせず、できるときにできることをする、という気持ちで大丈夫です。

さいごに

産後の体型戻しは、単に体重を減らすだけでなく、健康的な体を取り戻し、育児を乗り切るための体力づくりでもあります。

ぜひ、ご自身のペースで、心身ともに健やかに過ごせるように取り組んでいってくださいね。

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