もしぎっくり腰になったら、あなたはどうしますか?
もしかしたら、安静にして痛みが無くなるのを待つのではないでしょうか。そうした場合、実は治るまでの期間というのは長くなってしまうというのはご存知ですか??
1、もし、急なぎっくり腰になった場合
安静にするのは1~2日程度にして、少しずつ動かしていくことをお勧めします。
この1日目というのは、冷やしたり湿布を貼ったりして、安静にしておく期間です。この期間を、急性期といいます。
1-1、なぜ湿布や冷やしたりするのか?
冷やすことで、血管を収縮させて血流を悪くします。そうして炎症を抑え、痛みを軽減させてあげます。その他、腫れを防いだり、疲労の蓄積を軽減させたり、筋肉痛を和らげたりしてくれます。
2、1~2日経ったら・・・
安静にしたり、冷やしたりする理由として、血流を悪くして炎症を抑えるという事があるのですが、治していくためには血流を良くしてあげないといけない時が来ます。病院で言えばリハビリですね。痛みが取れるまで安静にしておくという事は、手術後リハビリをせずに、日常生活に戻る事と似ています。これでは、不安ですね。
2-1、血流を良くするには??
温泉で温まるというのも良いですよね。その他、運動やストレッチをすることで代謝も上がり、身体の芯部も温まってくるので、徐々に動かしていくことをお勧めします。
2-2、動かしてくださいというけど、どんな事をしたらよいの??
伸びをする。
こまめにストレッチをする。
野球やゴルフのスイングを軽めにしてみる。
ヨガやエアロビクスなど、無理がなくできそうなスポーツをする。など
物を持って抵抗をかける運動よりも、負荷をかけずに関節が動く運動をしてみましょう。
2-3、動かして良いけど、これは控えてほしい事
子供を抱っこする。
前かがみが続く姿勢。
同じ体勢でいる事。
柔らかいソファーなどに、深く座る事。
椅子に座りっぱなし。
柔らかいベッドに寝る事。
うつ伏せになって読書。など
じっとしている姿勢だったり、腰に負担が掛かる姿勢だったりというのは控えてくださいね。
3、まとめ
改善する為には、血流を良くして動ける体つくりをしていかなくてはいけません。何回もぎっくり腰になったり、長年腰痛に悩まされていると、腰痛に不安を持つ人が増えてきます。ですが、腰痛になっても、動かして痛みを取っていく方法を選ぶと急な腰痛でも、怖さというのは不思議と無くなります。安静にすればするほど、筋肉は落ちてきますし、運動能力も低下してくるので、年齢が高くなればなるほど、1日でも早く復帰していくことを考えていかなくてはいけないかもしれないですね。
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