こんにちは。
治療家として働いていると、「自分の技術、なかなかイケてるんじゃないか?」って思う瞬間、ありますよね。
僕も、ついついそう思ってしまうことがあるんですよね。
でも、それって本当に危険なことなんです。
技術の差は、実はそんなにないんです
街を歩けば、たくさんの治療院がありますよね。これだけたくさんあるってことは、どの先生もある程度の技術は持っているんです。
だから、正直な話、技術そのものに大きな差はないと僕は思っています。
じゃあ、何が勝敗を分けるのか?
それは、知識、そして鑑別力です。
正しい知識と鑑別力がなければ、それは医療ではない
「どこが痛いですか?」と聞いて、すぐに施術に入る。これでは、ただのその場しのぎになってしまうことが多いです。
なぜなら、その痛み、本当にそこが原因で起こっているのか、しっかり見極める必要があるからです。
正しい知識の上に、確かな鑑別力があって初めて、その技術は活かされるんです。
自分の技術に過信して、このセオリーを無視すると、どうなるか?
はい、僕が今日、身をもって体験しました。
敗北感、そして反省
今日の僕は、自分の技術を過信し、問診のセオリーを無視してしまいました。
その結果、患者さんの本当の悩みをうまく引き出せず、治療の流れをつかめませんでした。
終わった後に残ったのは、なんとも言えない敗北感です。
特別な才能があるわけでもない、素晴らしい技術があるわけでもない僕が調子に乗るなんて、おごり高ぶりもいいところですよね。
今、このブログを書いている僕の気分は、もう、どうしようもないくらいしょんぼりしています。
失敗から学ぶこと
この敗北感を忘れずに、改めて問診の重要性を胸に刻みたいと思います。
そして、今から問診の教科書、読み直します!
皆さんも、もし行き詰まったら、基本に立ち返ってみるのもいいかもしれませんね。
でわでわ。
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