こんなお悩みありませんか?
「デスクワークで猫背になりがちで、いつの間にか姿勢が悪くなってきた…」
「食事制限や運動をしても、なぜかお腹周りの脂肪だけが落ちない…」
「ズボンを履くときに左右の足の長さが違うような気がする…」
「原因不明の腰痛や肩こりに悩んでいる…」
このような悩みは、もしかすると骨盤の歪みが原因かもしれません。
今回の記事では、姿勢の悪さやお腹周りの脂肪がつきやすい原因を、体の歪みや骨盤の歪みと関連付けて解説し、その悩みを解決するための効果的なセルフケア方法を3つご紹介します。
なぜ姿勢が悪くなり、お腹周りに脂肪がつくのか?
姿勢が悪くなる主な原因は、長時間のデスクワークやスマートフォンの使いすぎによる猫背です。猫背になると、背骨が丸まり、それに伴って骨盤が後ろに傾きます(骨盤後傾)。
骨盤が後傾すると、体のバランスを保つために、お腹周りの筋肉(腹筋)がうまく使われなくなり、代わりに腰や背中の筋肉に負担がかかります。
これにより、腰痛や肩こりを引き起こすだけでなく、腹筋が衰えて内臓を支えきれなくなり、内臓が下垂してぽっこりお腹の原因になります。
また、骨盤が歪むと血行やリンパの流れも悪くなり、老廃物が溜まりやすくなるため、さらに脂肪がつきやすい状態になってしまいます。
そのままにしておくとどうなる?
骨盤の歪みを放置しておくと、以下のようなさらなる不調を引き起こす可能性があります。
- 慢性的な腰痛や肩こりの悪化
骨盤の歪みは体の土台の歪みです。その歪みが上半身の筋肉に過度な負担をかけ続け、慢性的な痛みの原因になります。 - 代謝の低下
血行不良が続き、代謝が落ちることで痩せにくい体質になります。 - 自律神経の乱れ
骨盤周辺には自律神経が通っているため、歪みによって自律神経が乱れ、不眠やだるさの原因になることもあります。 - 下半身太り
骨盤の歪みは、股関節や膝への負担を増やし、O脚やX脚を引き起こしたり、むくみや冷えの原因になったりします。
骨盤の歪みを整えるためのセルフケア3選
ここでは、姿勢を改善し、ぽっこりお腹を解消するための手軽なセルフケアを3つご紹介します。
1. 骨盤リセットストレッチ
骨盤の歪みを整える基本的なストレッチです。床に座って行いましょう。
- 床に座り、両膝を曲げて立てます。
- 両手で膝を抱え、息を吐きながら背中を丸め、おへそをのぞき込むように腰を後ろに倒します。
- 息を吸いながら、おへそを前に突き出すように腰を反らし、背筋を伸ばします。
- この動作を10回繰り返しましょう。※骨盤が前後に動くのを意識しながら、ゆっくり行うのがポイントです。
2. 大腰筋ストレッチ
大腰筋は、猫背やデスクワークで縮みやすい筋肉です。ここを伸ばすことで、正しい姿勢を保ちやすくなります。
- 片膝を立てて、もう片方の足を後ろに大きく引きます。
- 上体をゆっくりと前に倒していき、後ろに引いた足の付け根が伸びているのを感じましょう。
- そのまま30秒キープします。
- 反対の足も同様に行います。
3. プランク
体幹を鍛える定番のトレーニングです。インナーマッスルを鍛えることで、骨盤を安定させ、正しい姿勢をキープしやすくなります。
- うつ伏せになり、両肘を肩の真下に置きます。
- つま先を立てて、頭からかかとまでが一直線になるように腰を浮かせます。
- お腹に力を入れて、この姿勢を30秒キープします。※腰が反ったり、お尻が上がりすぎたりしないように注意しましょう。
さいごに
骨盤の歪みは、日々の姿勢のクセや生活習慣が大きく影響します。一度歪んでしまった体は、すぐに元に戻るわけではありません。しかし、今回ご紹介したセルフケアを毎日少しずつ続けることで、体の土台である骨盤を整え、姿勢を改善し、理想の体へと近づくことができます。
正しい姿勢を手に入れて、お腹周りがスッキリした、自信あふれる自分を目指しましょう!
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