O脚矯正で身長が2cm伸びた! この話を聞いて、「本当?」と思う方もいるかもしれません。実は、これは十分にあり得る話なんです。
今回は、なぜO脚を矯正すると身長が伸びるのか、そのメカニズムと、自宅でできる簡単なセルフケアについてご紹介します。
なぜO脚矯正で身長が伸びるの?
O脚は単に脚が曲がっているだけでなく、体全体の骨格の歪みと深く関係しています。
O脚の原因の一つに、骨盤の開きや傾きがあります。O脚の人は、骨盤が外側に開いていたり、後ろに傾いていたりすることが多いです。この骨盤の歪みが、脚の骨(大腿骨、脛骨)のねじれを引き起こし、O脚をさらに悪化させます。
そして、この骨盤の歪みは、背骨にも影響を及ぼします。
背骨は、骨盤を土台としてS字カーブを描いて体を支えています。しかし、骨盤が歪むと、その上に乗る背骨もバランスを取ろうとして歪んでしまいます。この歪みが、本来のS字カーブを崩し、背骨が縮んだ状態になってしまうのです。
この縮んだ背骨の状態が、本来の身長を阻害する原因となります。
O脚を矯正するということは、単に脚の形を整えるだけでなく、骨盤の歪みを整え、その結果として背骨のS字カーブが回復することにつながります。背骨が本来の長さに戻ることで、結果的に身長が伸びたように感じるのです。
自宅でできるO脚改善セルフケア
O脚改善の基本は、骨盤周りの筋肉を柔らかくし、骨盤を正しい位置に戻すことです。
1. 股関節回しストレッチ
このストレッチは、股関節の動きをスムーズにし、骨盤の歪みを整える効果があります。
- 仰向けに寝て、片方の膝を立てます。
- 立てた膝を、ゆっくりと外側に倒します。
- 倒した膝を、ゆっくりと元の位置に戻します。
- これを左右それぞれ10回ずつ行いましょう。
2. 内ももストレッチ
O脚の人は、内ももの筋肉がうまく使えていないことが多いです。このストレッチで内ももを意識的に伸ばしましょう。
- 床に座り、両足を大きく開きます。
- 膝を立てたまま、体をゆっくりと前方に倒します。
- この時、内ももが伸びているのを感じながら、30秒キープします。
- この動作を3セット繰り返しましょう。
悩んでいるあなたへ
「O脚だから」と諦めている方もいるかもしれません。しかし、O脚は見た目の問題だけでなく、将来の健康にも関わってくることがあります。
O脚を放置すると、膝や腰に負担がかかり、将来的に変形性膝関節症などの病気につながる可能性も高まります。
O脚の改善は、見た目の変化だけでなく、健康な体を取り戻すための第一歩です。今回ご紹介したセルフケアを毎日少しずつでも続けてみてください。
あなたの悩みが少しでも軽くなり、より健康的で自信を持てる日々を送れるよう、応援しています!
コメント