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肩の柔らかさが肩こりを生まない? 意外な原因と今日からできる対策

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肩こり解消のために肩関節をストレッチしているのに、なかなか良くならない…。そんなあなたは、もしかしたら根本的な原因を見落としているかもしれません。

肩こりの原因は、肩関節の硬さだけではないんです。今回は、多くの人が見過ごしがちな「体の歪み」と「骨盤」の意外な関係に焦点を当てて、そのメカニズムと効果的なセルフケアをご紹介します。

なぜ肩を柔らかくしても肩こりが取れないのか?

肩こりの原因として、肩や首の筋肉の緊張が一般的です。しかし、実はその緊張は、体の別の場所の歪みが引き起こしているケースが非常に多いんです。

特に影響が大きいのが骨盤です。

骨盤は体の土台です。この土台が傾いたり歪んだりすると、その上に乗っている背骨全体がバランスを取ろうとしてS字に曲がります。この歪みが、肩甲骨周りの筋肉や、首から肩にかけての筋肉に余計な負担をかけることになります。

例えば、長時間のデスクワークで猫背になっていると、骨盤が後傾しやすくなります。すると、背中が丸まり、首が前に出て、肩が内側に入り込む姿勢になります。この状態では、肩甲骨は本来の位置からずれてしまい、肩周りの筋肉が常に引っ張られたり縮んだりすることになります。

肩関節をどれだけ柔らかくしても、骨盤の歪みによる根本的な姿勢の崩れが解決されない限り、肩の筋肉は常に緊張し続け、肩こりは繰り返されてしまうのです。

今日からできる! 骨盤から整える肩こりセルフケア

肩こりの根本原因にアプローチするためには、骨盤の歪みを解消することが重要です。ここでは、簡単にできる骨盤ケアと、それに連動した肩周りのセルフケアをご紹介します。

1. 骨盤の歪みをリセットする「骨盤まわしストレッチ」

これは、座ったままで骨盤の動きをスムーズにするエクササイズです。

  1. 床に座り、あぐらをかくか、膝を立てて座ります。
  2. 両手を骨盤に当て、骨盤全体を大きくゆっくりと回します。
  3. まずは右回りに5回、次に左回りに5回行います。
  4. 背骨が一緒に動くのを感じながら、骨盤だけを動かす意識で行いましょう。

ポイント:呼吸を止めず、心地よいと感じる範囲で行います。骨盤がスムーズに動くことで、連動して背骨や肩甲骨周りの筋肉も緩みやすくなります。

2. 姿勢を整える「壁を使った立ち姿勢チェック」

正しい姿勢を体に覚えさせるための簡単な方法です。

  1. かかと、お尻、肩甲骨、後頭部の4点が壁に付くようにして立ちます。
  2. このとき、腰と壁の間に手のひら1枚分の隙間があるのが理想的です。
  3. 隙間が空きすぎている場合は、腹筋に軽く力を入れて腰を壁に近づけます。隙間がない場合は、少し腰を反らせて隙間を作ります。
  4. この状態を数秒キープし、正しい立ち姿勢を体に記憶させます。

ポイント:猫背で肩が前に出ている人は、肩甲骨が壁に付きにくいかもしれません。無理に付けようとせず、自然に壁に付く位置を探しましょう。

肩こり解消は「全身」で考える

肩こりは、肩だけの問題ではありません。骨盤、背骨、そして足元まで、全身のバランスが崩れた結果として現れる症状です。

肩関節のストレッチももちろん効果的ですが、もしそれで解消しない場合は、一度あなたの姿勢全体に目を向けてみてください。骨盤の歪みを整えることで、体の土台が安定し、肩や首への負担が自然と減っていきます。

今日からできるセルフケアを少しずつ取り入れて、根本から肩こりを解決しましょう。もし、セルフケアでも改善が見られない場合は、プロの力を借りることも選択肢の一つです。体の歪みを専門に見てもらえる整体院や、姿勢改善に特化したパーソナルトレーナーに相談してみるのも良いでしょう。

あなたの悩みが少しでも軽くなることを願っています。

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