どうも、こんにちは!ですよね。
今日はバイクの話を例に、治療について考えていることを書いてみました。
バイクのチェーンが外れたら…
バイクのチェーンが外れたとして。
もし、バイクのチェーンが外れて修理屋さんに持っていったら、どうなると思いますか?
修理屋さんはまず、バイクの状態を確認して、もしチェーンが外れただけなら、それを直してくれますよね。
それで、はい、おしまい。
でも、2週間後にまた…
それから2週間後、「あれ、なんか走りが悪いなぁ…」って、また同じ修理屋さんを訪れたとします。
「前回はチェーンを直してもらって調子よかったんですが、また走りが悪くなっちゃって…」
この時、修理屋さんはどうするでしょうか?
「前回もチェーンが原因でしたから、もう一度チェーンをはめておきましょう!」
って、なりますか?
なりませんよね。
大切なのは「状態の把握」
前回調子がよかったとしても、今回は何が原因かわかりません。もしかしたら、別のところに問題があるのかもしれません。
だから、修理屋さんは必ずもう一度、バイク全体の状態を確認するはずです。
だって、悪いところが分からなければ、何をしたらいいか分かりませんから。
治療も同じですよね
これって、人の身体の治療もまったく同じだと思うんですよね。
毎日や数日間隔で来院してくださる患者さんであれば、毎回細かく状態を確認しなくても大丈夫かもしれません。でも、これが3週間とか間が空いてしまったら、その間に体調は変わっているはずです。
だから、「前回はこれでよくなったから、今回も同じことをしましょう」ってなるのではなく、今の身体の状態をしっかり把握した上で、どうすればいいかを提案することが大切なんじゃないかなって思うんです。
面倒なことこそ大事
「当たり前じゃないか」って思われるかもしれません。
でも、忙しい時って、ついつい面倒なことを省きたくなりますよね。
でも、その「面倒なこと」こそが、実は一番大事だったりするんです。
リラクゼーションであれば、「あなたのことは分かっていますから、私にお任せください!」でも良いかもしれません。でも、根本的に治療したいのであれば、身体の状態を把握することが何よりも一番大事だと僕は思います。
最近、そんなことを考えていました。
まぁ、当たり前のことなんですけどね。
さあ、明日もまた頑張りましょう!
でわでわ。
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