こんなお悩みありませんか?
生理のたびに腰が重くてつらい、下腹部に違和感がある…
もしかしたら、その不調は骨盤の歪みと関係しているかもしれません。骨盤は体の土台であり、骨盤が歪むことで様々な体の不調を引き起こすことがあります。
この記事では、なぜ生理痛と骨盤の歪みに関連があるのか、放置するとどうなるのかを詳しく解説し、今日から始められる簡単なセルフケア方法を3つご紹介します。
なぜ生理の時に腰が重く、下腹部に違和感を感じるのか?
生理中に腰が重くなったり、下腹部に違和感を覚えたりするのは、骨盤の歪みと深く関係しています。骨盤は子宮を守るように存在し、生理周期に合わせて開いたり閉じたりする動きをしています。
しかし、日常生活のクセ(足を組む、片側に重心をかけるなど)や運動不足、長時間のデスクワークなどによって骨盤が歪むと、このスムーズな動きが妨げられてしまいます。
骨盤が歪むと、骨盤内にある子宮や腸などの臓器が圧迫され、血行が悪くなります。その結果、生理時に子宮が収縮する際に痛みを感じやすくなったり、血流の滞りから腰周りの筋肉が緊張し、腰の重さやだるさを引き起こすのです。
そのままにしておくとどうなる?
骨盤の歪みを放置しておくと、生理時の不調だけでなく、以下のような体の問題につながることがあります。
- 冷え性の悪化
血行不良が慢性化し、手足の冷えがひどくなることがあります。 - 便秘やむくみ
骨盤内の臓器が圧迫され、腸の働きが鈍くなることで便秘になりやすくなったり、老廃物が溜まりやすくなり、むくみやすくなります。 - 姿勢の悪化
骨盤の歪みをかばおうとして、猫背になったり、左右の肩の高さが変わるなど、姿勢全体が崩れてしまいます。 - 代謝の低下
骨盤周りの筋肉がうまく使われなくなり、代謝が落ちて太りやすい体質になることもあります。
悩みを解決するための3つのセルフケア
ここでは、日々の生活に取り入れやすい簡単なセルフケアを3つご紹介します。
骨盤ゆらしストレッチ
- 床に座り、膝を立てて両足を肩幅に開きます。
- 両手を体の後ろにつき、上半身を支えます。
- 両膝をくっつけたまま、ゆっくりと左右に倒します。
- これを左右交互に10回程度繰り返します。
ポイント: 骨盤周りの筋肉がほぐれ、血行が促進されます。
お尻歩き
- 床に座り、両足を前に伸ばします。
- 腕を振らずに、お尻の力だけで前に進むようにして歩きます。
- 数メートル進んだら、今度は後ろ向きに進みます。
- これを数往復繰り返します。
ポイント: 普段使わない骨盤周りの筋肉を動かすことで、骨盤のバランスを整えます。
内もも締めエクササイズ
- 椅子に座り、両膝の間にクッションやタオルを挟みます。
- クッションが落ちないように、太ももの内側に力を入れ、両膝でグッと挟みます。
- 5秒キープし、力を抜く。これを10回繰り返します。
ポイント: 骨盤を支える重要な筋肉である内転筋を鍛え、骨盤の安定性を高めます。
まとめ
生理のたびに感じる腰の重さや下腹部の違和感は、骨盤の歪みが原因かもしれません。
しかし、日々のちょっとした意識や、今回ご紹介した簡単なセルフケアを続けることで、その悩みは少しずつ解決に向かいます。無理のない範囲で、毎日の習慣にしてみてくださいね。
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