痛みが取れれば解決するかというと、そうでもなく。
痛みを出さない為には、日常生活での動作なども大事になってきます。そういう訳で、痛みを出してしまう問題点を見つけて改善する機能訓練も行っています。
先に、患者さまの動画を載せます。その後、説明を致しますので、興味があれば読んでください。
股関節痛
【痛めた原因】
パーソナルトレーニングで無理をしてしまい、股関節に痛みが出てしまった。
【どのようになりたいか？】
痛み無く動けるようになって、トレーニングを再開したい。
施術内容は、痛みが取れるまでは骨盤矯正がメイン、痛みが取れてきてからは機能訓練をメインで行いました。
柔軟性
身体が硬いといっても、痛みで硬くなっているのか、元々からなのか、恐怖感から身体の硬さを作ってしまっているのか、様々な理由があります。
今回は、痛みと恐怖感が手伝っての関節可動域の低下だなと解りましたので、柔軟性を出しつつ、骨盤矯正を行いました。
運動をする事で、変形を強くしてしまっている。
歩くのが良いですよという事で、定期的に歩いている方も多いと思いますが、身体が歪んでいる場合は、変形を強めてしまう事も。
変形を強める理由を図にしてみました。
体重が60㎏ですと、床から60㎏分の力が加わって立つことが出来ます。という事は膝関節に、60㎏＋60㎏=120㎏の力が加わるという事が解ります。（実際には体重の2～3倍と言われています。）
膝がO脚に変形していると、歩くたびに膝が外側に押し出されるようになります。その為、歩きすぎは変形を強めてしまうおそれがあります。
『膝を強くする為に歩いているのに、どんどん変形が強くなる』という悪循環に入ってしまっている方も少なくありません。
プールで歩いたら良いですよ。イオンなどのカーペット上を歩くのが良いですよ。というのは、『歩行をする時の荷重が分散されるから』という事です。
正しい姿勢で運動をするのが大事ですが、正しい姿勢を取る事が難しい。
そういう場合は、整体や機能訓練をして、正しい姿勢が取れるようになった後にトレーニングをしてもらうのが良いです。
どこの筋肉が硬くて、どこの関節が動かないのか。
評価して、正しい方向へ導いていく。
大事だと思います。
もし、運動をしているけど
・関節がポキポキ鳴る。
・痛みが出てくる。
・トレーニングの姿勢が取れない。
・どの運動が良いか解らない。
そういう事を思われていたら、気軽にご相談ください。
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