こんにちは、川路です。
さてさて、今日はスタッフからよく聞く相談、「施術に自信が持てないんです。どうやったら自信が持てるようになりますか?」について、僕なりの考えを話していこうと思います。
これ、本当に多くの人が悩むことですよね。僕も若い頃はそうでした。
「今の施術で本当に良くなっているのかな…」
「もっといいやり方があるんじゃないかな…」
そんな不安がいつも頭の片隅にあって、患者さんの「ありがとう」が素直に受け取れない時もありました。
自信は「結果」ではなく「過程」で生まれるものです
多くの人は、自信って「患者さんが良くなった!」という結果が出た時に初めて持てるものだと思いがちですよね。
でも、実はそうじゃないんですよ。
もちろん、患者さんが元気になってくれるのは最高に嬉しいことですよね。でも、それだけを自信のよりどころにしていると、もし結果が出なかった時に、一気に自信を失ってしまうんです。
じゃあ、どうすればいいのか?
それは、「自信を付けるためのプロセスを自分で作り出すこと」なんです。
具体的には、この2つのステップを意識してみてください。
徹底的な準備をする
自信がないのは、知識や技術が足りていないと感じているからかもしれません。だったら、まずはそこを徹底的に埋めていきましょう。
- 解剖学や生理学の知識をもう一度学び直す。
- 新しい手技のセミナーに参加してみる。
- 患者さんの症例を細かくノートに記録し振り返る。
「自分はできる限りの準備をした」という事実が、それだけで大きな自信になります。これは、テスト前にめちゃくちゃ勉強した時の感覚に似ていますよね。
結果がどうであれ、「あれだけやったんだから大丈夫!」って思えるじゃないですか。
それと同じです。
小さな成功体験を積み重ねる
いきなり劇的な変化を求めなくていいんです。
- 今日は患者さんの話をいつもより丁寧に聞くことができた。
- 今日はいつもより触診がスムーズにできた。
- 今日は患者さんが笑顔で帰ってくれた。
こんなふうに、毎日、施術が終わった後に「今日できたこと」を1つでもいいから探してみてください。
「あ、僕、今日これを頑張ったぞ!」という小さな達成感を毎日積み重ねていくんです。この「小さなできた」の積み重ねが、やがて「僕、やれるじゃん!」という確信に変わっていくんです。
自信って、特別な才能とか、生まれ持ったものではないと思うんですよね。
僕も、特別な天才だったわけではありません。
でも、「今日はこれをやろう」「今日はこれができた」と、毎日少しずつできることを増やしていった結果、少しずつ自信が持てるようになったんです。
だから、もし今、自信が持てなくても大丈夫です。
まずは、今日、たった1つでいいから「できること」を見つけてみましょう。
その一歩が、きっと未来の自信につながっていくはずですから。
でわでわ。
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