こんなお悩みありませんか?
生理前になると決まって腰が重だるくなる…
靴下の跡がくっきりつくほど足がパンパンにむくむ…
その不調、もしかしたら骨盤の歪みが原因かもしれません。
今回の記事では、20代女性の多くが抱える生理前の腰痛やむくみと骨盤の歪みの関連性について、その原因や放置しておくとどうなるのかを詳しく解説します。そして、誰でも簡単にできるセルフケアを3つご紹介します。
あなたの長年の悩みが解決するヒントが見つかるはずです。一緒に不調を改善していきましょう。
なぜ生理前に腰が重くなり、むくみがひどくなるのか?
生理前は、妊娠に備えて女性ホルモンであるプロゲステロンの分泌量が増加します。このプロゲステロンには、水分を溜め込む働きがあるため、むくみが起きやすくなります。
また、骨盤は生理周期に合わせて開閉を繰り返しており、生理前は少しずつ開いていきます。この開閉がスムーズに行われないと、骨盤周りの筋肉や関節に負担がかかり、腰の重みやだるさとして感じることがあります。
さらに、日常生活での姿勢の悪さや体の歪みが加わることで、骨盤周りの筋肉が凝り固まり、血行不良を引き起こします。血行が悪くなると、体に溜まった余分な水分や老廃物が排出されにくくなり、むくみがさらに悪化します。
つまり、生理前のホルモンバランスの変化に加えて、骨盤の歪みが不調を増幅させていると考えられるのです。
そのままにしておくとどうなる?
「いつものことだから…」と生理前の不調を放置しておくと、慢性的な腰痛や冷え性、便秘など、さまざまな不調を引き起こす可能性があります。
骨盤の歪みは、体の土台が不安定になるのと同じです。土台が歪んだ状態では、体全体のバランスが崩れ、肩こりや首の痛み、ひどい場合は自律神経の乱れにつながることもあります。
一時的な不調だと軽視せず、根本的な原因である骨盤の歪みにアプローチすることが重要です。
悩みを解決する3つのセルフケア
ここでは、簡単にできる骨盤ケアをご紹介します。毎日少しずつ続けることで、生理前の不調を和らげる効果が期待できます。
1. 骨盤の歪みを整える「骨盤底筋トレーニング」
骨盤の歪みには、骨盤の底にある筋肉「骨盤底筋」を鍛えるのが効果的です。この筋肉は、内臓を支えたり、骨盤を安定させたりする重要な役割を担っています。
- 仰向けに寝て、膝を立てる。
- 息を吐きながら、おしっこを我慢するように骨盤底筋をゆっくりと締める。
- 5秒キープし、息を吸いながらゆっくりと緩める。
- これを10回繰り返しましょう。慣れてきたら、座った状態や立った状態でも行えます。
2. 骨盤周りの血行を促す「お尻のストレッチ」
骨盤周りの筋肉が凝り固まると血行不良になります。お尻の筋肉を伸ばすことで、血行が促進され、腰の重みやむくみの軽減につながります。
- 床に座り、両膝を立てて組む。右足首を左膝の上に乗せる。
- 両手で左膝を抱え、胸の方に引き寄せる。
- お尻の外側が伸びているのを感じながら、30秒キープ。
- 反対側も同様に行いましょう。
3. むくみを流す「足首回し&ふくらはぎマッサージ」
むくみには、下半身の血流を良くすることが大切です。特に、第二の心臓と呼ばれるふくらはぎをほぐすことで、血行が大幅に改善されます。
- 椅子に座り、片方の足首を大きくゆっくりと10回ずつ回す。
- 次に、両手の指でふくらはぎを包むように持ち、下から上に向かって優しくさするようにマッサージする。
- 痛気持ちいいと感じる程度の力加減で行いましょう。
まとめ
生理前の腰の重みやむくみは、決して「いつものこと」と諦める必要はありません。その不調には、生理周期によるホルモンバランスの変化に加え、骨盤の歪みが深く関係している可能性があります。
今回ご紹介したセルフケアを毎日続けることで、不調が和らぎ、もっと快適に過ごせるようになるでしょう。自分自身の体と向き合い、ケアすることで、毎月の憂鬱な気分を少しでも軽くしていきましょう。


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