こんなお悩みありませんか?
「子どもを抱っこする時間が長くて肩甲骨の間が痛い…」「肩や首が常にガチガチ…」「鏡を見ると姿勢が悪くなった…」
子育て中のママ、毎日本当にお疲れ様です。子どもの成長は喜ばしい一方で、常に抱っこやおんぶ、おむつ替えなどで前かがみの姿勢になることが増え、肩甲骨の痛みや姿勢の悪化に悩む30代女性が増えています。
この記事では、育児中の肩甲骨の痛みや姿勢の悪化の原因を、体の歪みや骨盤の歪みと関連付けて解説します。さらに、そのお悩みを解決するための、ご自宅で簡単にできるセルフケアを3つご紹介します。
なぜ肩甲骨が痛くなるの?骨盤の歪みとの関係性
育児中に肩甲骨の痛みが生じるのは、骨盤と背骨の歪みが関係している可能性が高いです。
子どもを抱っこしたり、授乳をしたり、おむつ替えをしたりする際、私たちは無意識に前かがみの姿勢になりがちです。この姿勢を長時間続けると、骨盤が後傾し、背骨が丸まってしまいます。
この状態が続くと、肩甲骨が外側に開き、周りの筋肉が常に緊張した状態になります。その結果、肩甲骨の間に慢性的な痛みを感じるようになるのです。
骨盤の歪みを放置するとどうなる?
骨盤の歪みを放置すると、肩甲骨の痛みだけでなく、様々な体の不調を引き起こす可能性があります。
- 慢性的な腰痛:骨盤の歪みは腰に負担をかけ、腰痛を引き起こしやすくなります。
- O脚、X脚:骨盤の歪みが下半身にも影響を与え、脚のラインが悪化することがあります。
- ぽっこりお腹:骨盤が後傾することで、内臓が下がり、お腹がぽっこりと出てしまうことがあります。
「たかが肩甲骨の痛み…」と安易に考えていると、やがて慢性的な体の不調に繋がってしまうため、早めの対策が重要です。
今すぐできる!肩甲骨の痛みを改善するセルフケア3選
ここからは、ご自宅で簡単にできる、肩甲骨の痛みを改善するためのセルフケアをご紹介します。
1. 肩甲骨周りのストレッチ
【肩甲骨を寄せるストレッチ】
- 姿勢を正して立ち、両腕を体の横に下ろします。
- 肘を90度に曲げ、手のひらを上に向けます。
- 肩甲骨を背骨に引き寄せるように意識しながら、ゆっくりと肘を後ろに引きます。
- 気持ちよく伸びるところで30秒キープします。これを3回繰り返しましょう。
2. 抱っこの姿勢を意識する
抱っこの姿勢を少し意識するだけで、体への負担を軽減できます。
- 背筋を伸ばす:抱っこする際、背中が丸まらないように意識し、骨盤を立てるように背筋を伸ばします。
- 子どもを体に引き寄せる:子どもを自分の体に密着させることで、体幹の筋肉が使われ、腕や肩への負担を減らせます。
- 骨盤を立てる:抱っこする際、片側の腰を前に出すのではなく、骨盤を左右均等に保ちます。
3. 背骨と骨盤の体操
背骨と骨盤を柔軟にする体操は、全体のバランスを整えるのに役立ちます。
【キャット&カウ】
- 四つん這いになり、肩の真下に手、股関節の真下にひざがくるようにセットします。
- 息を吐きながら、背中を丸め、おへそをのぞき込むようにします。(キャット)
- 息を吸いながら、背中を反らし、顔を上げます。(カウ)
- これをゆっくりと10回繰り返しましょう。
まとめ
今回は、育児で子どもを抱っこするママに多い「肩甲骨の痛み」の原因と、その解決策としてご自宅でできるセルフケアをご紹介しました。
肩甲骨の痛みや姿勢の悪化は、育児中の前かがみ姿勢が原因で起こる骨盤と背骨の歪みが関係しています。この記事でご紹介したセルフケアを毎日少しずつ続けることで、肩甲骨の痛みが和らぎ、姿勢も改善されるでしょう。
ご自身の体と向き合う時間を作り、健康的で笑顔の絶えない毎日を過ごしましょう。
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