先日、ある学生に「たいかんがよわいね」と話したところ、面白い出来事がありました。僕の頭の中では「体幹」を指して言ったのですが、学生は「体感」と捉えたんです。
同じ「たいかん」でも、漢字が違うだけで意味はまったく変わります。
普段、人と話す時って、音として耳に入ってくる言葉を、脳が無意識のうちに漢字や意味に変換していますよね。その変換の仕方で、コミュニケーションがずれてしまうことがある。言葉のやり取りって、本当に面白いなと改めて感じました。
伝わらなければ意味がない
僕たちは、専門家として患者さんに何かを伝える時、「どうすればわかりやすく伝わるか」を常に考える必要があります。
専門用語を並べても、相手には響かないかもしれません。そんな時は、さまざまな工夫をして、相手の心に届く言葉を探します。
- 車に例えて話してみる
- ホワイトボードに絵を描いてみる
- 身振り手振りを加えてみる
こういったことを試行錯誤すること2年。最近では「なるほど、わかりやすいです!」と言われることが増えてきました。
次は「笑い」を取り入れる
わかりやすく伝えることには少し自信がついてきたので、次の目標は「わかりやすさに笑いを取り入れる」ことです。
笑いがあれば、もっと身近に、もっと楽しく、僕たちの話を理解してもらえるんじゃないかと思っています。
まだまだ進化の途中ですが、これからも頑張ります!
ではでは。
コメント