こんなお悩みありませんか?
「気がつくと椅子の上で体が丸まっている…」「姿勢を正そうと思っても、すぐに猫背に戻ってしまう…」「仕事中、腰や肩が辛い…」
在宅ワークや長時間のデスクワークが当たり前になった今、無意識のうちに姿勢が悪くなっていることに悩む40代男性が増えています。特に、座ったときに骨盤が後ろに倒れてしまい、猫背になってしまうのは、放っておくと様々な体の不調につながります。
この記事では、座ると猫背になるというお悩みの原因と、その解決策としてご自宅で簡単にできるセルフケアを3つご紹介します。
なぜ座ると骨盤が倒れてしまうの?体の歪みとの関係性
座っているときに骨盤が倒れてしまうのは、骨盤周りの筋肉の硬さと筋力の低下が関係しています。
デスクワークなどで長時間座りっぱなしの生活が続くと、股関節や骨盤周りの筋肉が硬くなり、骨盤が正しい位置を保つのが難しくなります。
また、正しい姿勢を保つために必要な腹筋(特にインナーマッスル)や背筋の筋力が低下していると、上半身を支えきれず、結果として骨盤が後ろに倒れ、猫背になってしまうのです。
骨盤が倒れたまま放置するとどうなる?
骨盤が倒れたままの姿勢を放置すると、見た目が悪くなるだけでなく、様々な体の不調を引き起こす可能性があります。
- 慢性的な腰痛:猫背の姿勢は腰への負担が大きいため、慢性的な腰痛につながりやすくなります。
- 肩や首のこり:猫背で頭が前に出ると、首や肩の筋肉が常に緊張し、ひどい肩こりや首こりを引き起こします。
- 呼吸が浅くなる:猫背の姿勢は胸が圧迫されるため、深い呼吸ができなくなり、疲れやすさや集中力の低下につながることがあります。
「そのうち治るだろう…」と軽く考えていると、仕事のパフォーマンス低下や日々の生活に支障をきたしてしまうため、早めの対策が重要です。
今すぐできる!骨盤の歪みを改善するセルフケア3選
ここからは、ご自宅で簡単にできる、骨盤の倒れと猫背を改善するセルフケアをご紹介します。
1. 股関節のストレッチ
股関節が硬いと、骨盤が前に起き上がりにくくなります。
【股関節のストレッチ】
- 床に座り、両足の裏を合わせてひざを外側に開きます。
- 息を吐きながら、ゆっくりと上半身を前に倒していきます。
- 股関節の内側が伸びているのを感じながら、30秒キープします。
2. 腹筋(インナーマッスル)のトレーニング
腹筋の中でも、特にインナーマッスルを鍛えることで、骨盤を安定させることができます。
【腹筋トレーニング(ドローイン)】
- 椅子に座るか仰向けに寝て、リラックスします。
- 息を吸い込み、お腹を膨らませます。
- 息をゆっくりと吐きながら、お腹をへこませていきます。
- お腹をへこませた状態を30秒キープします。
3. 正しい座り方を意識する
正しい姿勢を意識するだけで、骨盤の倒れを予防できます。
- 深く腰掛ける:背もたれに背中全体がつくくらい、深く腰掛けましょう。
- 骨盤を立てる:座面と太ももが直角になるように意識し、骨盤をまっすぐ立てます。
- 足裏を床につける:両足裏全体を床につけ、上半身の重みを支えましょう。
まとめ
今回は、40代男性に多い「座ると猫背になる」というお悩みの原因と、その解決策としてご自宅でできるセルフケアをご紹介しました。
座ったときの姿勢の悪さは、骨盤周りの筋肉の硬さや筋力の低下が関係しています。この記事でご紹介したセルフケアを毎日少しずつ続けることで、骨盤が正しい位置に保たれ、猫背のお悩みが解消されるでしょう。
正しい姿勢は、見た目の印象を良くするだけでなく、仕事の効率アップや日々の健康にもつながります。できることから少しずつ始めてみましょう。
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