「ナイスショット!」と意気込んでスイングを始めたのに、バックスイングの途中で肘に「ズキッ」とした痛みが走る。
そんな経験、ありませんか?
もしあなたがゴルフを愛するあまり、この肘の痛みに悩んでいるなら、この記事はあなたの悩みを解決するヒントになるかもしれません。
今回は、バックスイング時の肘の痛みの原因と、すぐに実践できる改善策を徹底解説します。
【セルフチェック】あなたの肘の痛みは「ゴルフ肘」かも?
ゴルフ肘とは、正式には「上腕骨内側上顆炎(じょうわんこつないそくじょうかえん)」と呼ばれる、肘の内側に起こる炎症です。
主にゴルフのスイング動作、特に手首や腕に過度な負担がかかることで発症します。
あなたの痛みはこんな症状ではありませんか?
もしこれらの症状に心当たりがあるなら、それは「ゴルフ肘」かもしれません。
バックスイングで肘が痛む2つの主な原因
なぜ、バックスイングで肘に痛みが出るのでしょうか?
主な原因は以下の2つが考えられます。
1. 手首の使いすぎ(コックのしすぎ)
バックスイングで手首を使いすぎ(過剰なコック)てしまうと、手首を返す筋肉(屈筋群)に大きな負荷がかかります。
この筋肉は肘の内側(上腕骨内側上顆)に付着しているため、過度なストレスが繰り返されることで、炎症が起きてしまいます。
特に、クラブを「ヒョイ」と持ち上げるようにバックスイングを開始する人に多い傾向があります。
2. 体幹の回転不足
「手打ち」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
これは、体幹(お腹や胸)をしっかりと回さず、腕の力だけでクラブを上げようとすることを指します。
体幹の回転が不足すると、手や腕だけでクラブを上げようとするため、必然的に肘や手首に大きな負担がかかってしまいます。
今すぐできる!バックスイングの肘の痛みを改善する3つのポイント
では、具体的にどのように改善すれば良いのでしょうか?
ここでは、今日から実践できる3つのポイントをご紹介します。
1. 手首のコックを抑える
バックスイングの始動時に、手首を「ヒョイ」と持ち上げないように意識しましょう。
2. 体幹の回転を意識する
「腕で上げない、体で上げる」を意識するだけで、肘への負担は大きく軽減します。
3. ストレッチとウォームアップを欠かさない
ゴルフはスポーツです。運動前後のケアが非常に重要になります。
まとめ:無理のないスイングでゴルフを楽しもう!
バックスイング時の肘の痛みは、スイングを見直す良い機会です。
手首に頼りすぎず、体幹をしっかりと使ったスイングを身につけることで、肘への負担を軽減し、同時に安定したショットも手に入れることができます。
もし痛みがひどい場合は、無理をせずに練習を休み、整形外科医などの専門医に相談することも重要です。
正しいスイングと適切なケアで、痛みのない快適なゴルフライフを取り戻しましょう!
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