就労移行支援を利用しているあなたへ。
「毎日訓練はしているけど、本当にこの内容でいいのかな…」
「この訓練が、自分のなりたい姿につながるのかな…」
そんなふうに、訓練内容への不安や将来へのモヤモヤを感じていませんか?
実はそれ、就労移行支援を利用している多くの方が抱える、ごく自然な悩みなんです。
私たちが運営する鹿児島の就労移行支援事業所でも、同じような相談をよく耳にします。でもご安心ください。その悩みは、あなたの就職活動をより良いものにするための大切な一歩です。
今回は、そのモヤモヤの正体を探りながら、どうすれば不安を解消し、納得して訓練を進められるかについてお伝えします。
なぜ「合っているかわからない」と感じるのか?
この悩みの背景には、主に3つの理由が考えられます。
1. 訓練の「ゴール」が見えづらい
就労移行支援の訓練は、一見すると地味な作業の繰り返しに感じられることがあります。例えば、パソコンのタイピング練習やビジネスマナーの座学など。
「これをやって、本当に就職できるの?」と、訓練と一般就労というゴールが結びつかずに不安になるのです。
2. 自分の「得意・不得意」がまだわからない
様々な訓練に取り組む中で、「これは得意かも」と感じることもあれば、「これは苦手だな…」と思うこともあるでしょう。まだ自分の適性が見つけられていない段階では、「どの方向に進むべきか」という明確な答えが見つからず、迷いが生じやすくなります。
3. 周りの人と比べてしまう
他の利用者が熱心に訓練に取り組んでいる姿を見ると、「自分はこれで大丈夫かな」と、つい比べてしまうことがあります。周囲の状況に影響され、自分のペースや選択に自信が持てなくなってしまうのです。
モヤモヤを解消する3つのヒント
では、この悩みをどうやって解決すればいいのでしょうか? 1人で抱え込まずに、ぜひ次の3つのヒントを試してみてください。
ヒント1:支援員に「本音」を話してみる
まずは、あなたの正直な気持ちを支援員に話してみてください。「今の訓練は、自分に合っているのか不安です」「将来、こんな仕事に就きたいのですが、今の訓練で大丈夫でしょうか?」など、疑問に思っていることをそのまま伝えてみましょう。
私たちの障がい者就労をサポートする専門スタッフは、あなたの話をしっかり受け止め、一緒に解決策を考えます。あなたの適性や興味に合わせて、訓練内容を見直したり、新しいプログラムを提案したりすることも可能です。
ヒント2:「小さな目標」を立ててみる
「就職」という大きな目標だけを見ると、道のりが遠く感じてしまいます。そこで、「1週間でタイピング速度を○字アップする」「ビジネスマナーの知識を1つ身につける」など、達成しやすい小さな目標を立ててみましょう。
小さな目標をクリアしていくことで、「できた!」という成功体験が積み重なり、自信につながります。
ヒント3:見学や体験に積極的に参加してみる
興味のある企業があれば、職場見学や実習に参加してみるのも良い方法です。実際の職場の雰囲気や仕事内容を知ることで、「自分はこんな職場で働きたい」という具体的なイメージが湧きやすくなります。
「自分はどんな働き方をしたいのか?」という問いかけを自分自身にすることで、訓練の方向性もより明確になっていくはずです。
あなたの「やりたい」を一緒に見つけませんか?
就労移行支援は、ただ訓練をする場所ではありません。あなたの適性や興味を見つけ、安心して一般就労を目指すための大切なステップです。
鹿児島にある私たちの就労移行支援事業所は、あなたの「悩み」や「不安」に寄り添い、あなたらしい働き方を見つけるお手伝いをしています。
「ちょっと話を聞いてほしいな」
「どんな訓練があるのか、もっと詳しく知りたいな」
そう思ったら、ぜひ一度お気軽にご連絡ください。あなたの未来に向けた一歩を、私たちと一緒に踏み出しましょう。
フィット鹿児島のホームページはこちら
https://fit2022.or.jp/
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