就労移行支援を経て、新しい仕事に就かれた皆さん、本当におめでとうございます!
期待とともに、「また失敗したらどうしよう…」「長く続けられるかな…」といった不安を感じていませんか?過去の経験から、そう考えてしまうのは自然なことです。
鹿児島で就労移行支援事業所を運営する私たちも、多くの利用者さんから同じような悩みを伺ってきました。でも、ご安心ください。過去の失敗は、あなたにとっての貴重な学びです。今回は、その学びを活かし、新しい職場で安定して働き続けるための3つのヒントをご紹介します。
ヒント1:「報連相」を意識的に行う
「なんだ、そんなことか」と思う方もいるかもしれません。でも、これが何よりも大切です。
特に、仕事で困ったことや不安に感じることがあった時、一人で抱え込まずに上司や同僚に相談しましょう。以前の職場で「報連相がうまくできなくて失敗した」という経験があるなら、なおさらです。
「どうやって伝えればいいかわからない…」
そんな時は、就職前に私たちと一緒に練習した方法を思い出してみてください。
まずは簡単なことからでも大丈夫です。「〇〇の件で少し迷っているのですが…」と、ひと言声をかけるだけでも、状況は大きく変わります。
ヒント2:完璧を目指さず「7割の力」で取り組む
「頑張りすぎて、燃え尽きてしまった…」という経験はありませんか?
真面目な方ほど、初めから100%の力を出し、無理をしてしまう傾向があります。しかし、新しい環境に慣れるまでは、心身ともにエネルギーが必要です。
まずは「7割の力」で、できることから少しずつ着実にこなしていきましょう。慣れないうちは、完璧な仕事よりも「長く続けること」を目標にしてください。完璧主義を手放すことで、気持ちにゆとりが生まれ、結果的にパフォーマンスも安定します。
ヒント3:障害特性の「トリセツ」を自分で作る
「自分の苦手なことや得意なことが、まだよくわからない」という方もいるかもしれません。
就職後、自分の障害特性と向き合うことは、仕事を長く続ける上で非常に重要です。
これらをメモに書き出し、自分だけの「トリセツ」を作ってみましょう。そして、この「トリセツ」の一部を信頼できる上司や同僚に共有することで、お互いが働きやすくなる環境を築くことができます。
最後に
就労移行支援で培ったスキルは、あなたの力になります。そして、私たちは、あなたが安心して働き続けられるよう、就職後もサポートを続けています。
もし、今、一人で悩みを抱えているなら、まずはいつでもご連絡ください。
鹿児島で就労移行支援をお探しの方、障がい者の方の一般就労を応援する私たちと一緒に、就職後の「長く働く」を見据えた準備を始めませんか?
見学や相談はいつでも受け付けています。お気軽にお問い合わせください。
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https://fit2022.or.jp/
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