「指示されたことはできるけど、自分から動くのは苦手…」
「主体性」や「積極性」と聞くと、「リーダーシップを発揮する人」「いつも発言している人」をイメージして、自分には難しいと感じる方もいるかもしれません。しかし、ビジネスにおける「主体性・積極性」は、もっと身近で、誰にでも身につけられるスキルです。
今回は、就職活動や仕事で評価される「主体性・積極性」の本当の意味と、それを磨くための具体的な方法をご紹介します。
そもそも「主体性・積極性」って何?
「主体性」と「積極性」は、似ているようで少し違います。
企業が求めているのは、指示を待つだけでなく、自ら課題を見つけて解決しようと行動できる人です。この「主体性・積極性」があれば、仕事の成果が上がり、チーム全体のパフォーマンスも向上します。
「主体性・積極性」を磨くための3つのヒント
では、具体的にどうすれば「主体性・積極性」を身につけられるのでしょうか?
「なぜ?」を常に考える
ただ言われた通りに作業するのではなく、「なぜこの作業をするんだろう?」「この仕事の目的は何だろう?」と考える習慣をつけましょう。
例:
「この書類をコピーして」と頼まれたら、「なぜコピーするのだろう?」「もしかして、この部分を拡大した方が見やすいのでは?」と一歩踏み込んで考えてみる。
研修でPCスキルを学ぶとき、「なぜこのショートカットキーを使うと便利なんだろう?」と理由を理解することで、ただ覚えるだけでなく、応用力が身につきます。
目的を理解することで、より効率的な方法を提案できたり、予期せぬトラブルにも対応できるようになります。
小さなことから「自分ならどうするか」を試す
最初から大きなプロジェクトを動かす必要はありません。まずは、日常生活や訓練の中で、小さな「主体性」を発揮することから始めましょう。
例:
こうした小さな積み重ねが、やがて大きな自信となり、自ら行動する力につながります。
「プラスα」の行動をしてみる
指示された業務だけでなく、少しだけプラスαの行動をしてみましょう。
例:
ほんの少しの気遣いや工夫が、「この人は周りをよく見て、考えて行動できる人だ」という評価につながります。
就労移行支援事業所で「主体性・積極性」を伸ばす
「主体性・積極性」は、一朝一夕で身につくものではありません。就労移行支援事業所では、これらのスキルを実践的に学ぶための環境が整っています。
「自分には主体性がない…」と悩む必要はありません。小さな一歩を踏み出すことで、誰もがこの大切なスキルを身につけることができます。
もし、ご自身の「主体性・積極性」をどうアピールすればいいか悩んでいるなら、ぜひ一度ご相談ください。あなたの強みを見つけ、自信を持って就職活動に臨めるよう、一緒にサポートさせていただきます。
フィット鹿児島のホームページはこちら
https://fit2022.or.jp/
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