こんなお悩みありませんか?
「走り始めは調子がいいのに、だんだん股関節に違和感が出てくる…」
「以前よりもタイムが伸びなくなった…」
「もっと効率的なフォームで走りたい…」
日々のランニングで、このようなお悩みを感じていませんか?
「年齢のせいかな…」と諦めてしまう前に、その違和感、もしかすると体の歪みや骨盤の歪みが原因かもしれません。
この記事では、長距離ランニングで股関節に違和感がある…といったお悩みの原因と、その解決策としてご自宅で簡単にできるセルフケアを3つご紹介します。
なぜ長距離を走ると股関節に違和感があるの?体の歪みとの関係性
長距離ランニングで股関節に違和感があるのは、体の歪みが関係している可能性が高いです。
私たちは、日常生活での姿勢の癖や、左右どちらかの足を軸に立つ癖などによって、無意識のうちに体の歪みが生じることがあります。体が歪んだ状態のままランニングを続けると、骨盤が正しい位置からずれたり、左右のバランスが崩れたりします。
その結果、片側の股関節に過剰な負担がかかってしまい、違和感や痛みを感じるようになるのです。特に、長距離ランニングでは同じ動作を繰り返すため、小さな歪みが大きな負担となって現れやすくなります。
体の歪みを放置するとどうなる?
体の歪みを放置してランニングを続けると、股関節の違和感だけでなく、様々な問題を引き起こす可能性があります。
- ランニングフォームの崩れ:体が歪むことで、左右のバランスが崩れ、本来の力を発揮できない非効率なランニングフォームになってしまいます。
- パフォーマンスの低下:股関節だけでなく、膝や足首など他の関節にも負担がかかることで、怪我のリスクが高まり、安定したパフォーマンスを維持できなくなります。
- 慢性的な痛みの原因:初期の違和感を放置することで、違和感が慢性的な痛みに変わり、ランニングを続けられなくなる可能性もあります。
「このくらいの違和感なら…」と軽視せず、早めの対策をとることが、長くランニングを楽しむために非常に重要です。
今すぐできる!股関節の違和感を改善するセルフケア3選
ここからは、ご自宅で簡単にできる体の歪みを改善し、股関節の違和感を和らげるセルフケアをご紹介します。
1. 股関節周りの筋肉をほぐすストレッチ
【股関節のストレッチ】
- 床に座り、両足の裏を合わせてひざを開きます。
- 姿勢を正し、ゆっくりと上半身を前に倒していきます。
- 股関節が気持ちよく伸びるところで30秒キープします。
- この時、背中が丸くならないように注意しましょう。
2. 体幹を鍛えて軸を安定させる
体幹を鍛えることで、ランニング中の体のブレを防ぎ、股関節への負担を軽減できます。
【プランク】
- うつ伏せになり、両ひじを肩の下について、つま先を立てます。
- 頭からかかとまでが一直線になるように体を持ち上げます。
- 30秒キープします。お尻が上がったり、腰が反ったりしないように注意しましょう。
3. ランニング後のクールダウンを徹底する
ランニング後のクールダウンは、疲労した筋肉を回復させ、体の歪みをリセットするために不可欠です。
【ランニング後のストレッチ】
- 太ももの前(大腿四頭筋):片足立ちになり、片方の足首を掴んでお尻に引き寄せます。
- 太ももの裏(ハムストリングス):片足を前に伸ばしてかかとを床につけ、つま先を上に向けます。股関節から体を前に倒していきます。
まとめ
今回は、50代男性に多い「長距離ランニングでの股関節の違和感」というお悩みの原因と、その解決策としてご自宅でできるセルフケアをご紹介しました。
股関節の違和感は、日々の生活習慣やランニングフォームから生じる体の歪みが関係しています。この記事でご紹介したセルフケアを毎日少しずつ続けることで、体のバランスが整い、股関節への負担が軽減されるでしょう。
ご自身の体と向き合い、無理のない範囲で、長く楽しくランニングを続けましょう。
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