バレーボールで、ブロックの時に相手の足を踏んで捻挫
バレーボールで捻挫と言えば、相手の足に着地をしてという原因が本当に多いです。こればかりは注意をしようがないですよね。ネット際は怪我に結びつくことが多いですから。
初回来院時は、内出血がひどく歩行時痛が見られました。これは、外側の出血ですが、内側にも出る場合もあります。
捻挫のほとんどは、前距腓靭帯というのが部分断裂するため、内出血をします。(後距腓靭帯もそこそこ多い。)重力とともに踵や足先に内出血が出てきて最初の写真のような状態になるんです。(出血しなければ、靭帯が伸びただけ。)だから、内出血の場所が痛いわけではありません。
捻挫の場合は、
- どのように怪我をしたのか?(これが大事)
- 内出血の具合
- 腫れの状態
- 圧痛の具合
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このような事から、怪我の酷さを判断していきます。
さて、これに対する施術ですが、捻挫直後はアイシングです。湿布よりは直接氷で冷やします。(アイスノンがあればアイスノン)
痛みを抑えるため、ハイボルテージという電気を流します。こういう機械です。
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それと同時に超音波治療器を当てます。治癒促進の為ですね。
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こんな感じで、細胞レベルでのマッサージと温熱作用を加えます。
出血は、組織を固めますから、早く流してあげましょう。
ちょっとした豆知識ですが、捻挫をした瞬間は転んだほうが大きな怪我になりにくいんです。倒れないように我慢する足と倒れようとする力が反発しあう為、倒れる力が大きければ大きいほど、我慢すればより大きな怪我に結びつきます。
ネット際で倒れこむのは危ないので、それはやめたほうが良いですが、場合によっては、倒れちゃってくださいね。
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