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交通事故の後遺症、放置していませんか? | むち打ちの施術は早期対応がカギ

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整骨院や鍼灸院、整体院で、頭痛や肩こりを訴える患者さんの多くが、**「実は、〇〇年前に交通事故に遭いました」**と話されるのをご存知でしょうか?

事故直後は大したことがないと思っていても、そのまま放置してしまった結果、数年経ってから体の不調に悩まされるケースが非常に多いのです。

もちろん、誰もが事故に遭いたいわけではありません。しかし、もし万が一のことがあったときのために、後遺症を残さないための重要なポイントをお伝えしたいと思います。

痛みはすぐに出るとは限りません

交通事故後、**「痛みは3週間ほど経ってから出る方が多い」**というのが、私たちの経験から感じる傾向です。中には、1か月以上経ってから強い痛みが出始めるケースもあります。

これは医学的なデータというよりも、実際に多くの患者さんからお話を伺った結果です。事故直後は興奮状態にあり、痛みを感じにくい方も少なくありません。また、レントゲンやMRIといった画像検査では、骨や関節に異常がないと「むち打ち」と診断され、軽傷と判断されることが多いです。

しかし、画像検査だけでは、筋肉や神経の損傷といった目に見えない不調をすべて把握することは難しいのが現実です。

示談が済んでから痛みが出たら?

「そろそろ施術を受けよう」と探し始めたとき、すでに事故から1か月以上が経過し、示談が終了してしまっているケースも少なくありません。

そうなると、施術にかかる費用を自分で支払うことになってしまいます。示談後の費用は原則として保険適用外となるため、注意が必要です。

些細な症状でも必ず伝えてください

画像検査で分かるのは、骨折や関節の異常など、物理的な損傷がある場合だけです。それ以外の症状は、患者さんご自身の訴えや、専門家による徒手検査で判断されます。

**「なんとなく手先がしびれる」「首が重だるい」「時々、痛みが走る」**など、どんな些細なことでも構いません。これらの症状をしっかり医師や施術者に伝えることが非常に重要です。

なぜなら、その記録が後遺症認定を受ける際にも必要になるからです。事故から数か月経ってから「痛みが出ました」と言っても、事故との因果関係を証明するのが難しくなる可能性があります。

まとめ

**「これくらいなら大丈夫だろう」**と安易に自己判断せず、どんなに軽い痛みや違和感でも、必ず医師や施術者に相談して記録を残しましょう。

後遺症を最小限に抑えるには、早期の施術が何より大切です。

「生涯のうちに交通事故に遭う確率は2人に1人」とも言われています。自賠責保険は、被害者を救済するために存在します。この制度をうまく活用して、適切な施術を受け、事故後も痛みなく過ごせるようにしましょう。

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